ナイフ
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歌詞(問題文)
(ぼくらはいつからおとなになるんだろう)
僕らは何時から 大人になるんだろう?
(たとえばはじめてだれかとあいしあったあと)
例えば初めて 誰かと愛し合った後?
(あのひえがいたりそうをあきらめたとき)
あの日描いた理想を 諦めたとき
(つごうのわるいげんじつにめをそむけはじめたら)
都合の悪い現実に 目をそむけ始めたら?
(かがみのなかにうつりといかけてくるきょぞう)
鏡の中に映り 問い掛けてくる虚像
(じこほしんへのほんのうだきょうのれんぞく)
自己保身への本能 妥協の連続
(かなわないゆめはすててふつうのおとなになるとか)
叶わない夢は捨てて 普通の大人になるとか
(そんなやぼなことばとぼくらはたたかいつづけてる)
そんな野暮な言葉と 僕らは戦い続けてる
(ぼくらはおとなになるいやがおうでもそうなる)
僕らは大人になる 否が応でもそうなる
(ただこのほしにせいをうけたいみをしりたいだけだ)
ただこの地球(ほし)に生を受けた意味を 知りたいだけだ
(ぼくらはおとなになるいつからかおとなになる)
僕らは大人になる いつからか大人になる
(ただそのまえにひとをあいするいみをぼくはしりたいだけなんだ)
ただその前に人を愛する意味を 僕は知りたいだけなんだ
(いつのまにかときはながれながれてぼくのからだはおとなになってた)
いつの間にか時は流れ流れて 僕の身体は大人になってた
(かけがえのないものとひきかえにうそでかざられていくよ)
掛け替えの無いものと引き換えに 嘘で飾られていくよ
(いっぽうなかのほうはというとおとなとこどもをつなぐじゅうしんに)
一方、中のほうはというと 大人と子供を繋ぐ重心に
(ふかくふかくつきささったないふがじかんをとめたままだ)
深く深く突き刺さったナイフが 時間を止めたままだ
(ふれるもののすべてをつらぬくきっさきのうえを)
触れるものの全てを貫く切っ先の上を
(すあしであるくようなあやういせんたく)
素足で歩くような危うい選択
(ふみだすことができないひどくおくびょうなぼくは)
踏み出すことができない酷く臆病な僕は
(かわりがきかないいのちのふべんにいらついている)
代わりが効かない命の不便にイラついている
(ぼくらがおとなになってみるはずのゆめはどこだ)
僕らが大人になって 見るはずの夢はどこだ
(ただおとなになるためのそのいみをしりたいだけだ)
ただ大人になるためのその意味を 知りたいだけだ
(ぼくらがおとなになってあいするべきひとよ)
僕らが大人になって 愛するべき人よ
(ぼくらにゆめをかなえるすべをどうかおしえて)
僕らに夢を叶える術を どうか教えて
(ぼくらのゆくさきにひろがるくらいやみを)
僕らの行く先に 広がる暗い闇を
(きりさいてすすむだけのひかりをどうかあたえてくれないか)
切り裂いて進むだけの光を どうか与えてくれないか