虚構の楽園

(かなわないねがいほどつよくあつく)

叶わない願いほど強く熱く

(わたしのなかをやきつくす)

私の中を焼き尽くす

(やみのおくにみえるまぼろしもとめ)

闇の奥に見える幻求め

(そっとひとみとじるのです)

そっと瞳閉じるのです

(よごとにまいふるいたずらなゆめ)

夜毎に舞い降る悪戯な夢

(たぐりよせ)

手繰り寄せ

(どうすればそのこころいのちをも)

どうすればその心命をも

(うばえるの)

奪えるの

(おちたほうがまけだとだれかがいってたわ)

堕ちた方が負けだと誰かが言ってたわ

(もっとふかいばしょまでつれさってほしい)

もっと深い場所まで連れ去ってほしい

(けがれをしらないきれいなあなたは)

穢れを知らない綺麗な貴方は

(きょうもひとりいのりささげ)

今日も一人祈り捧げ

(じぶんをかくしてこころをだまして)

自分を隠して心を騙して

(だれのためにいきるのでしょう)

誰のために生きるのでしょう

(ああかみもあくもいらないよくぼうがすべて)

嗚呼神も悪も要らない欲望が全て

(なんてつたえられたらきっとらくになれる)

なんて伝えられたらきっと楽になれる