焼痕煉黑、冷艶ノ絶

(うすよごれたはだがねむれぬよるにうずく)

薄汚れた肌が　眠れぬ夜に疼く

(なんどもとかされてきょこういんらくくさる)

何度も溶融されて　虚構淫楽鏈ル

(いたむひやけざんしくそくだらないおんど)

傷ム日焼残滓　クソくだらない愛情

(のうずいをやくねつそんなめでみないでよ)

脳髄を焼く微熱　そんな目で見ないでよ

(しんじてもいい？こわれてくあい)

信じてもいい？　壊れてくアイ

(ねえ、わたしいいこにしてるほら！)

ねえ、ワタシ良い子にしてる　ほら！

(だきしめてほめてほしいよねえ！)

抱き締めて　褒めて欲しいよ　ねえ！

(どうしてめをそらすの？)

どうして．．．目を逸らすの？

(あいされていたい)

愛されてイタイ

(じりじりやける)

ジリジリ妬ける

(みじめでこっけい)

惨めで滑稽

(ぶざまにおどる)

無様に躍ル

(かいらくむさぼる)

快楽貪る

(あざといぐぶつ)

あざとい愚物

(うちこんでほしい)

打ち込んで欲しい

(みずになるまで)

水になるまで

(よるのそこしずむくろいたいようささる)

夜の底に沈ム　黒い太陽刺さる

(きえないきずあとにあいじょうぶそくくさる)

消えない傷痕に　栄養不足腐ル

(はむしょくもつれんさくそしょうもないたいせい)

喰ム食物残渣　クソしょうもない耐性

(しんえんのささやきただあいされたかった)

深淵の囁キ　ただ愛されたかった

(ぽんこつなものにだかれるゆめ)

ポンコツな人形に抱かれる悪夢

(ねえ、わたしわるいこだからほら！)

ねえ、ワタシ悪い子だから　ほら！

(つみかさねくろきしっこくねえ！)

ツミカサネ　黒キ桎梏　ねえ！

(きれいにしなきゃはやく)

綺麗にしなきゃ早く

(いま、なにしてるの？)

今、何シテるノ？

(なにしていたの？)

何してイタノ？

(おろかでみにくい)

愚かで醜い

(けがれたしこう)

穢れた思考

(うさばらしゆえつ)

憂さ晴らし愉悦

(ほてったからだ)

火照ったカラダ

(うちぬいてほしい)

打ち抜いて欲しい

(きにきえるまで)

気に消えるまで

(やけつくおもいにこげつくいたみに)

焼け付く想いに　焦げ付く痛みに

(めぐるつきひはいくえにもおりかさなって)

巡る月日は幾重にも折り重なって

(まだきえないの？まだなの？ねえねぇ！)

まだ消えないの？　まだなの？　ねえ．．．ねぇ！

(いやだ、いや、いや、いや、いや)

嫌だ、嫌、いや、いや、嫌

(いたいあつい)

痛い．．． 熱い．．．

(ほんとうはつめたいの？)

本当は冷たいの？

(わからないわからなくて)

わからない　わからなくて

(よごれたからだが、)

穢れた身体が、

(えぐるきずあとが)

抉る傷跡が

(いたい、いたい、いたいいたい、いたい、いたい、)

痛い、イタイ、いたい　痛い、痛い、痛い、

(「ねえ、あいしてよ」)

「ねえ、愛してよ」

(あいされていたい)

愛されてイタイ

(じりじりやける)

ジリジリ妬ける

(みじめでこっけい)

惨めで滑稽

(ぶざまにおどりる)

無様に躍ル

(かいらくむさぼる)

快楽貪る

(あざどいぐぶつ)

あざどい愚物

(うちこんでほしい)

打ち込んで欲しい

(またひえるまで)

また冷えるまで