夢みたあとで

(あさがくるたびきみのことをおもう)

朝が来るたび君のことを想う

(いちにちのはじまりさえもせつなくて)

一日の始まりさえも切なくて

(にどともどれないむじゃきなふたり)

二度と戻れない？ 無邪気な二人

(ただそばにいればしあわせだった)

ただ傍にいれば幸せだった

(ときがたつことにおびえてないてた)

時が経つことに怯えて泣いてた

(かわりゆくひとのこころに)

変わりゆく人の心に

(のぞまなければうしなわないのに)

望まなければ失わないのに

(もとめずにはいられないよ)

求めずにはいられないよ

(どんなみらいがこのさきにあっても)

どんな未来がこの先にあっても

(ゆめをみたあとできみはまだとおくて)

ユメヲミタアトデ 君はまだ遠くて

(きもちだけさきばしってからまわり)

気持ちだけ先走って空回り

(はなのあめがふるこのみちはかわらず)

花の雨が降るこの道は変わらず

(うでをからめあるきたいな)

腕を絡め歩きたいな

(けんかしてつかれてもまたあえる)

ケンカして疲れてもまた会える

(そんなひはいつまでつづくかな)

そんな日はいつまで続くかな

(ときどきかんじょうもってうまれてきたこと)

時々感情持って生まれてきたこと

(ゆううつにさえおもってしまう)

憂鬱にさえ思ってしまう

(まいあがってたびだってとおくまできたな)

舞い上がって旅立って 遠くまできたな

(さびしいよるにおもいだすのは)

寂しい夜に思い出すのは

(あいしたひとよりあいされたひび)

愛した人より愛された日々

(ゆめをみたあとでときはなつまどのむこう)

ユメヲミタアトデ 解き放つ窓の向こう

(めのまえでわかれゆくかぜのおと)

目の前で分かれゆく風の音

(とおりすぎたあとのせいじゃくにふるたいよう)

通り過ぎたあとの静寂に降る太陽

(やさしすぎていとしさます)

優しすぎて愛しさ増す

(ゆめをみたみたいいまきみにとどかない)

ユメヲミタミタイ 今君に届かない

(あいのないことばなんてひびかない)

愛のない言葉なんて響かない

(ほんのすこしはなれてみまもるようなきみに)

ほんの少し離れて見守るような君に

(まよいながらほほえんでる)

迷いながら微笑んでる

(きみはまだとおくて)

君はまだ遠くて

(きもちだけさきばしってからまわり)

気持ちだけ先走って空回り

(こわれゆくようにながいゆめみたあとで)

コワレユクようにながい夢みたあとで

(ａｎｄｙｅｔ)

and yet…

(ｔｈｅｒｅｗｉｌｌｓｔｉｌｌｂｅｌｏｖｅ)

There will still be love

(ｉｎｔｈｉｓｗｏｒｌｄ)

in this world