疾風
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歌詞(問題文)
(がらんどうのいのちがまたぎらっとひかって)
がらんどうの命がまたギラっと光って
(いなずまがはしるこどくをふりきるよる)
稲妻が走る孤独を振り切る夜
(すこしずつしらんでゆくそらぼくらはいつも)
少しずつ白んでゆく空僕らはいつも
(ぷらちなのつばさにこがれやみにひそむ)
プラチナの翼に焦がれ闇に潜む
(かみよのむかしにせいめいがひらいしてくらいつくした)
神代の昔に生命が飛来して食らい尽くした
(たからじまへいこうよ)
宝島へ行こうよ
(つきるまで)
尽きるまで
(とびきったとりだってうばえないしょうけいだって)
飛びきった鳥だって奪えない憧憬だって
(あるいはだれかにとってはばからしくて)
あるいは誰かにとっては馬鹿らしくて
(それでもとびつづけていたいとねがった)
それでも飛び続けていたいと願った
(にじいろのさきのひかりをみつめていて)
虹色の先の光を見つめていて
(かわいたほんのうがあばれだすように)
乾いた本能が暴れだすように
(こどもたちをいつくしむように)
子どもたちを慈しむように
(ぼくはきりもみながらすすむから)
僕は錐揉みながら進むから
(すくいのないさいごがまちうけても)
救いのない最期が待ち受けても
(わらってとべるよ)
笑って飛べるよ
(いびつなかたちのせいめいがつよいひかりにつどって)
歪な形の生命が強い光に集って
(はむしのようにちるせめてけだかきおわりを)
羽虫のように散るせめて気高き終わりを
(つきるまで)
尽きるまで
(もえきったほしだってゆずれないびがくだって)
燃えきった星だって譲れない美学だって
(あるいはだれかにとってはばからしくて)
あるいは誰かにとっては馬鹿らしくて
(それがなんだ)
それがなんだ?
(すぎさったひとだってうずきだすかんしょうだって)
過ぎ去った人だって疼きだす感傷だって
(ぷらちなをもしたつばさにかわって)
プラチナを模した翼に代わって
(このままとびつづけていたいとねがった)
このまま飛び続けていたいと願った
(にじいろのさきのひかりへはやくはやく)
虹色の先の光へ疾く疾く
(ふりかえるひびだってまたきみのことをおもいだすよるをゆるして)
振り返る日々だってまた君のことを思い出す夜を赦して
(ただれゆくむくろだってつよいひとみのままでとべるようにさ)
爛れゆく躯だって強い瞳のままで飛べるようにさ
(このいたみをかかえていつかかぜになれ)
この痛みを抱えていつか風になれ