サイダー

(さいだーあじのあいすのはずれは)

サイダー味のアイスのハズレは

(おとなになってもちょっとくやしいもんだな)

大人になってもちょっと悔しいもんだな

(たいようがまぶしい)

太陽が眩しい

(いそいだかえりみちはくらくなったらがあいずだ)

急いだ帰り道は暗くなったらが合図だ

(そんなゆうがたもあったな)

そんな夕方もあったな

(どれくらいまえのことだっけ)

どれくらい前のことだっけ

(あぁそっかそろそろおわるなつやすみ)

あぁそっか そろそろ 終わる夏休み

(それじゃあねまたねってさ)

「それじゃあね、またね。」ってさ

(てをふってなつがさってく)

手を振って 夏が去ってく

(そうやってめぐるきせつをきょうも)

そうやって 巡る季節を今日も

(すごしていくまたあえるひまで)

過ごしていく また会える日まで

(じぶんでじぶんをつづけてみるのさ)

自分で自分を続けてみるのさ

(なにもないひびを)

何もない日々を

(ぼくらまだ)

僕らまだ

(ぐらいだーほそいつばさであおいそらをとんでいる)

グライダー細い翼で 青い空を飛んでいる

(きゃんぱすにえがいたようなそんなけしきがひろがって)

キャンパスに描いたような そんな景色が広がって

(おもいだしたひみつきち)

思い出した秘密基地

(がらくたないしょのはなし)

ガラクタ　内緒の話

(らいねんもそのさきだってずっと)

来年もその先だってずっと

(そんなひをゆめみてた)

そんな日を夢見てた

(それじゃあねまたあしたね)

「それじゃあね、また明日ね。」

(てをふったぼくらはもう)

手を振った僕らはもう

(こうやっておとなになっているんだ)

こうやって 大人になっているんだ

(すごしていくもうあえなくても)

過ごしていく もう会えなくても

(じぶんでじぶんをつづけてみるのさ)

自分で自分を続けてみるのさ

(うみからとおざかるあしおと)

海から遠ざかる足音

(せんこうはなびにさいたちりぎく)

線香花火に咲いた散り菊

(さよならのあいず)

さよならの合図

(おわりをつげる)

終わりを告げる

(すべてそんなさいごならいいのにね)

全てそんな最後ならいいのにね

(それじゃあねまたねってさ)

「それじゃあね、またね。」ってさ

(てをふってなつがさってく)

手を振って 夏が去ってく

(そうやってめぐるきせつをきょうも)

そうやって 巡る季節を今日も

(すごしてみるうまくいかないひも)

過ごしてみる うまくいかない日も

(はずれのときも)

ハズレの時も

(それじゃあねまたあえたら)

それじゃあね、また会えたら。

(やめないでつづけてほしい)

やめないで 続けて欲しい

(そうやってぼくもいきていくよ)

そうやって 僕も生きて行くよ

(あんしんしていつかおわるから)

安心して いつか終わるから

(じぶんでじぶんをつづけてみるのさ)

自分で自分を続けてみるのさ

(なにもないひびに)

何もない日々に

(さよならのあいず)

さよならの合図