soul soupタイピング

(こえすらうしなうような　ぜつぼうあじのすーぷを)

声すら失うような　絶望味のスープを

(いっしょうにすくなくともいっぱい　のまなくちゃならないみたいだ)

一生に少なくとも一杯　飲まなくちゃならないみたいだ

(たいだやよわねをまぜた　じかせいのだいぴんちが)

怠惰や弱音を混ぜた　自家製の大ピンチが

(いまぼくのめのまえでゆげをたててる　きけんないろがうずまく)

今僕の目の前で湯気を立ててる　危険な色が渦巻く

(いきをすったときにかんじた　がいやのこうばしさと)

息を吸った時に感じた　外野の香ばしさと

(ぎんいろのさじにうつりこんだ　いびつにこちらをにらむかお)

銀色の匙に映り込んだ　歪にこちらを睨む顔

(「あんたじゃやくぶそくだ」としゅちょうしているみたいだ)

「あんたじゃ役不足だ」と主張しているみたいだ

(よけいなごかんはふさいだ)

余計な五感は塞いだ

(むぼうなりそうがごぞうろっぷにつきささる)

無謀な理想が五臓六腑に突き刺さる

(びたーなこのげんだいとひきたてあってくせになる)

ビターなこの現代と引き立て合ってクセになる

(「かわったしこうだ」っていわれなくたってしってる)

「変わった嗜好だ」って言われなくたって知ってる

(でもごちそうさまとともにぼくは　ぼくでありなおしたいんだ)

でもご馳走様と共に僕は　僕で在り直したいんだ

(ふるえるゆび　あせばむおり　いたみとつかれとしっぱいを)

震える指　汗ばむ襟　痛みと疲れと失敗を

(うがいてても　こばんでても　もうましになることはないだろう)

憂いてても　拒んでても　もうマシになることはないだろう

(ながしこむたび　ましてくかわき　あわだつぶきみなしゅくはいを)

流し込む度　増してく渇き　泡立つ不気味な祝杯を

(いってきものこさずのみほすまで　いえーーー！！)

一滴も残さず飲み干すまで YEAH！！

(ひとりきりでいきてたときよりおおもりになったな)

独りきりで生きてた時より大盛りになったな

(ぎぶあっぷなんていえるくうきでもないよな)

ギブアップなんて言える空気でもないよな

(でもひとりきりでいきてよいよといわれたとしたってもう)

でも独りきりで生きて良いよと言われたとしたってもう

(えらぶわけないほど　あなたとのひびをかかしたくないの)

選ぶわけないほど　あなたとの日々を欠かしたくないの

(ごちそうさまとともにぼくは　もういちどやどしたいんだ)

ご馳走様と共に僕は　もう一度宿したいんだ

(ためいきにふかれさめたこころ　わかすようなねつを)

ため息に吹かれ冷めた心　沸かすような熱を

(ふるえるゆび　あせばむおり　いたみとつかれとしっぱいを)

震える指　汗ばむ襟　痛みと疲れと失敗を

(うがいてきて　こばんできて　もうあきらめるのにもあきたろう)

憂いてきて　拒んできて　もう諦めるのにも飽きたろう

(ながしこむたび　ましてくかわき　あわだつぶきみなしゅくはいを)

流し込む度　増してく渇き　泡立つ不気味な祝杯を

(むせながらいただく　それでこそじんせいだろう)

咽せながら頂く　それでこそ人生だろう

(つづくくらし　ふとしたとき　にづまるなやみやかなしみを)

続く暮らし　ふとした時　煮詰まる悩みや悲しみを

(そこらじゅうぶちまけてしまいたくなるようなときにこそ)

そこら中ぶちまけてしまいたくなるような時にこそ

(とめるなさじ　つづけかわき　すべてのみらいにかんぱいを)

止めるな匙　続け渇き　全ての未来に乾杯を

(ぎぶみぃ　うんめいのかけら　このよのおくにかくれた)

Give Me　運命のカケラ　この世の奥に隠れた

(そいつをすくいだすまで　そして)

そいつを掬い出すまで　そして

(いってきのこさずのみほすまで　いえーーー！！)

一滴残さず飲み干すまで YEAH！！