天使は夢を見る

(てんしになんかなりたくなかった)

天使になんかなりたくなかった

(このちからがなければいきていけなかった)

この力がなければ生きていけなかった

(たとえてんしじゃなくったって)

たとえ天使じゃなくったって

(なかまがいないりそうはないから)

仲間がいない理想はないから

(たとえてんしじゃなくったって)

たとえ天使じゃなくったって

(ぼくにはなかまをみちびくぎむがある)

僕には仲間を導く義務がある

(てんしだなんてよぶのはよして)

天使だなんて呼ぶのはよして

(てんしだなんてよぶのはよしてください)

天使だなんて呼ぶのはよしてください

(ねえてんしさま)

ねえ天使様

(あなたがいるだけでわたしのせかいはかがやくの)

貴方が居るだけで私の世界は輝くの

(ねえめがみさま)

ねえ女神様

(あなたがいればぼくはほかになにもいらない)

貴方が居れば僕は他に何もいらない

(きみをあいするためならばよろこんでてんしになろう)

君を愛するためならば喜んで天使になろう

(あいするものをまもるためならよろこんでてんしになろう)

愛するものを守るためなら喜んで天使になろう

(きっときじょをたすけるためにこのつばさをさずかった)

きっと貴女を助けるためにこの翼を授かった

(あなたのそばにいるためならどんなことだって)

あなたのそばに居る為ならどんなことだって

(てんしじゃないとうそぶいた)

天使じゃないと嘯いた

(ほんとうはほんとうはてんしだったの)

本当は本当は天使だったの

(おまえのいきたけいせきすらもけしとばせてしまうというのに)

お前の生きた形跡すらも消し飛ばせてしまうというのに

(すこしじぶんがいきるのにつごうがよかったんだ)

少し自分が生きるのに都合が良かったんだ

(ういかのじょをまもるためならてんしになるのもまたいっきょう)

愛い彼女を守るためなら天使になるのもまた一興

(やさしきわがまちをまもるためならこのみをとしてでも)

優しきわが街を守るためならこの身を賭してでも

(どこのだれでもかまわない)

何処の誰でも構わない

(あなたがいきてるならそれでいい)

あなたが生きてるならそれでいい

(ただふつうのしあわせがほしかった)

ただ普通の幸せが欲しかった

(ただきみだけをおいもとめた)

ただきみだけを追い求めた

(「」)

「　　　　」

(「」)

「　　　　」

(「」)

「　　　　」

(もうもどらないいつかのかげがいまもわたしをさいなむ)

もう戻らない何時かの影が今も私を苛む

(だれかがいないととべないてんしはゆめをみる)

誰かがいないと飛べない天使は夢を見る

(ちにあしさえもつかないてんしはゆめをみる)

地に足さえもつかない天使は夢を見る

(きっときみにであうためにわたしこのよにうまれたの)

きっと君に出会うために私この世に生まれたの