ごカム名言
問題文
(おれはふじみのすぎもとだ)
俺は不死身の杉本だ
(ひとをころせばじこくいきだと?ならおれはとくとうせきだ)
人を殺せば地獄行きだと?なら俺は特等席だ
(だれからうまれたかよりもなんのためにいきるかだろうが)
誰から生まれたかよりもなんのために生きるだろうが
(あいぼうのけいやくこうしんだ)
相棒の契約更新だ
(どうりがあればわたしはすぎもとさいちといっしょにじごくにおちるかくごだ)
道理があれば私は杉本佐一と一緒に地獄に落ちる覚悟だ
(わたしはあたらしいじだいのあいぬのおんななんだ)
私は新しい時代のアイヌの女なんだ
(よわいやつはくわれる)
弱い奴は食われる
(おれはだつごくおうだだれにつかまろうがけむりのようににげてやるさ)
俺は脱獄王だ誰に捕まろうが煙のように逃げてやるさ
(あんたがとうちょくのときにだつごくしちゃうよ?)
あんたが当直の時に脱獄しちゃうよ?
(いいかこぞうどもこのじだいにおいぼれをみたらいきのこりとおもえ)
いいか小僧共この時代に老いぼれを見たら生き残りと思え
(いきのこりたくばしびとになれ)
生き残りたくば死人になれ
(おれがろうそくをあたまからぼりぼりかじってけしてやる)
俺がロウソクを頭からぼりぼり齧って消してやる
(われわれのせんそうはまだおわっていない)
我々の戦争はまだ終わっていない
(しゅくふくされたみちがおれにもあったのか)
祝福された道が俺にもあったのか
(ちにもこうきもくそもそんなもんありませんよ)
血に高貴もクソもそんなもんありませんよ
(わたしはつるみちゅういとつきしまぐんそうをみとどけるかくごでいる)
私は鶴見中尉殿と月島軍曹を最後まで見届ける覚悟でいる
(そのおなかのしんぴてきなきょくせんはあなたをたべてもわたしにはつくりだせない)
そのおなかの神秘的な曲線はあなたを食べても私には作り出せない
(おまえらおれにかけろ)
お前ら俺にかけろ
(いかにせいぜんのすがたをいきいきとさいげんできるか)
いかに生前の姿を活き活きと再現できるか
(どうせおまけのじんせいだすこしでもあんたのじゅみょうのたしになれば)
どうせオマケの人生だ少しでもあんたの寿命の足しになれば
(なめるんじゃないよこぶんたちよりさきににげだすおやぶんがどこにいる)
舐めるんじゃないよ子分たちより先に逃げ出す親分がどこにいる
(えもののいきじにをきめるのはそげきしゅのわたしだ)
獲物の生き死にを決めるのは狙撃手の私だ
(たにがきにしぱはらっこのにくをたべたせいにしていいです)
谷垣ニシパはラッコの肉を食べたせいにしていいです
(かかってこいやさつまのいもざむらいがあ)
かかってこいや薩摩の芋侍があ
(おれはこのとちにながれついてにんげんとしていきたじぶんだけもうしわけない)
俺はこの土地に流れ着いて人間として生きた自分だけ申し訳ない
(おまえだってむしょくでびんぼうだろ)
お前だって無職で貧乏だろ
(はしってはしってはしりつづけようだれかがおれたちのいきのねをとめるまで)
走って走って走り続けよう誰かが俺達の息の根を止めるまで