200系新幹線（K25）

※ご注意、K25は当初、F編成のF8、F40だったせいか、F8、F40からK編成に編入の上K5、K25となるが、このタイピングではK編成編入後のK25とする。（K47、K41、K42、K44、K46も同様）200系は日本国有鉄道（国鉄）が開発した新幹線電車。(以下、K47、K46と同文）2004年10月23日、午後5時56分頃に発生した新潟県中越地震により、東京発新潟行きのとき325号、K25が最高時速200kmで走行中、長岡手前約5kmの滝谷トンネル先の地点で被災し10両中、8両が脱線。日本の新幹線における史上初の営業運転中の脱線事故。運転士、車掌、乗客等155人が乗車していたが、幸いにも直線区間だったことはもちろん、上り列車が走行していなかったため、運転士、車掌、乗客等155人全員に負傷者等は出なかった。仮にカーブ、（曲線区間）上り列車が走行したとすれば、大惨事となった可能性があったかもしれなかった。被害は最小限で済んだが、脱線箇所が高架上であった上に、この事故の原因となった新潟県中越地震は余震が多発したせいか、脱線車両の撤去作業が難航。その後、同年11月18日、事故車両はようやく撤去。同年12月28日に運転が再開された。脱線したK25は損傷がひどく、同年3月25日で廃車。当初、廃車予定だったリニューアル改造未施工車、K31の運用が2005年暮れまで継続された。そして2006年初頭にK31も廃車。その代替車両として2005年12月にE2系J69が製造。また、この経験が後年に生かされ、2011年3月11日に発生した東日本大震災での被害はE2系J69。しかし、J69は損傷が軽微だった。その後、J69は修理の上、運用復帰。J69は2024年2月現在も運用中である。K25は1984年7月27日にF8として新製し、大阪府東大阪市にある近畿車輛で製造。その後、F40に改番。K編成編入の上、K5に改番されたのち、K25に改番。1999年7月6日にリニューアル工事。2005年3月25日に新潟新幹線車両センターで廃車。2012年に1号車の221-1505を残して解体された。221-1505は福島県白河市の総合研修センター内で保存、展示されている。※ご注意、記載している車両、路線、運用、列車、内容、動向などはあくまでも作成者の見たまま、見解、予想、推測とする。