ただ君が／さくらしめじ

(ただすきなだけじゃ)

ただ好きなだけじゃ

(となりにはいられないから)

隣にはいられないから

(ぼくはいつもそらにおいのりする)

僕はいつも空にお祈りする

(ただすきなだけじゃ)

ただ好きなだけじゃ

(なにもかわりはしないのに)

何も変わりはしないのに

(ほおばるすがたみるだけ)

頬張る姿見るだけ

(あぁなにしてんだよ)

あぁ何してんだよ

(あのひいえなかったおもいもことばもまだここで)

あの日言えなかった想いも言葉もまだここで

(だだをこねてうごかないままでいるよ)

駄々をこねて動かないままでいるよ

(でも)

でも

(それでいいんだ)

それで良いんだ

(それがいいんだ)

それが良いんだ

(ただきみが)

ただ君が

(あしたになっても)

明日になっても

(おいしいねってわらえますように)

美味しいねって笑えますように

(たぶんそれがきみをおもうゆいいつのかたちだから)

多分それが君を想う唯一の形だから

(そのきみが)

その君が

(あしたになってさ)

明日になってさ

(おいしいねってわらうあいてがぼくじゃなくても)

美味しいねって笑う相手が僕じゃなくても

(ただ)

ただ

(ただ)

ただ

(きみをおもう)

君を想う

(まだじつはきみがまっててくれたりして)

まだ実は君が待っててくれたりして

(そんなゆめはよりそうかげにきえんだ)

そんな夢は寄り添う影に消えんだ

(はじめからけつまつがわかっていたら)

初めから結末が分かっていたら

(うんめいはきっとちがうかたちでぼくのものに)

運命はきっと違う形で僕の物に

(ぶざまだろうと)

無様だろうと

(かっこわるかろうと)

カッコ悪かろうと

(このうただけは)

この歌だけは

(ただきみを)

ただ君を

(ただきみが)

ただ君が

(あしたになっても)

明日になっても

(おいしいねってわらえますように)

美味しいねって笑えますように

(たぶんそれがきみをおもうゆいいつのかたちだから)

多分それが君を想う唯一の形だから

(そのきみが)

その君が

(あしたになってさ)

明日になってさ

(おいしいねってわらうあいてはぼくじゃないから)

美味しいねって笑う相手は僕じゃないから

(ただ)

ただ

(ただ)

ただ

(きみをおもう)

君を想う

(それだけ)

それだけ