ミロンガ・パラ・エルマーナ
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歌詞(問題文)
(なみだはよしてあなたは)
涙はよして貴女は
(わたがしみたいにはかないから)
綿菓子みたいに儚いから
(あまいだけじゃひとのよでは)
甘いだけじゃ人の世では
(ないてもかれてもすりへるの)
泣いても枯れても磨り減るの
(くちびるをきゅっとむすべば)
唇をキュッと結べば
(えがおねきっとかわいい)
笑顔ね きっと可愛い
(いわなくていいそれいじょう)
言わなくていい それ以上
(なにもかもすべてわかるから)
なにもかも全て解るから
(よごれたくちはをぬぐうくろすみたいに)
汚れた口端を拭うクロスみたいに
(まっしろいあなたをみつけたゆきのひ)
真白い貴女を見つけた雪の日
(いのるようにないていたのは)
祈るように哭いていたのは
(そうきっとわたしのほうね)
そうきっと私のほうね
(すくえぬたましいにこぼれたこころは)
救えぬ魂に零れた心は
(とうにこおりついてたはずなのに)
とうに凍り付いてたはずなのに
(うがたれたむねにさかれて)
穿たれた胸に咲かれて
(どうわすれることができて?)
どう忘れることができて?
(けがれえぬかみのまねごとのばつかしら)
穢れえぬ神の真似事の罰かしら
(まるでこひつじのなくようにいのるなんて)
まるで子羊の哭くように祈るなんて
(はのきしむほどあまい)
歯の軋むほど甘い
(やきがしをひとつと)
焼き菓子をひとつと
(あなたがなづけたはなを)
貴女が名付けた花を
(そっとたむけてくださる?)
そっと手向けてくださる?
(さくようにわらって)
咲くように微笑って
(あなたはいう「はなになりたい」と)
貴女は言う「花になりたい」と
(あなたのようにはなはわらえる? ねぇ)
貴女のように花は微笑える? ねぇ
(ゆきよりもしろく、ほしよりもとわに)
雪よりも白く、星よりも永遠に
(そのおさなすぎるねがいと)
その幼すぎる願いと
(きよらにかたどられたけっしょうのように)
清らに象られた結晶のように
(にどとおなじひはないときのなかで)
二度と同じ日はない日常の中で
(おもいだしたのしんじることを)
思い出したの 信じることを
(でもそれはうしなうことだと)
でもそれは失うことだと
(きづいたしゅんかんかげは「いたいけなしょうじょ」)
気付いた瞬間 影は「幼気な少女」
(もう「しにがみ」のままではいられない)
もう「死神」のままではいられない
(ごらんふりつもるゆきをときはすべてつつむの)
ごらん 降り積もる雪を 時は全て包むの
(やがてぬくもりがこどくをとかす)
やがて温もりが孤独を溶かす
(きょうなけど)
今日哭けど
(よるはあけてあめはあがりきせつはめぐり)
夜は明けて雨は上がり季節は巡り
(やがてかならずはるがくるわ)
やがて必ず春が来るわ
(ひとのいきかたはかならずしも)
人の生き方は必ずしも
(いたみやかなしみからのがれられはしないけれど)
痛みや悲しみから逃れられはしないけれど
(ゆきがちりぢりにまうように)
雪が散り散りに舞うように
(あなたのみちでさきほこって)
貴女の道で咲き誇って
(ながれるあめとなってあなたへとふるわ)
流れる雨となって貴女へと降るわ
(だからえがおでめをとじて)
だから笑顔で目を閉じて
(これはきずなのあかし)
これは絆の証
(きえることのない)
消えることのない