りめんばみ

(よくあるはなしだきみはぼくのものに)

よくある話だ、君は僕のものに

(ならずにくがつのおわりとともにきえてった)

ならずに9月の終わりと共に消えてった

(いまもしどこかできみがしあわせになってたら)

今もしどこかで君が幸せになってたら

(そのぶんどこかでぼくはふしあわせになってしまうな)

その分どこかで僕は不幸せになってしまうな

(あいたいなんてさきにいえないや)

会いたいなんて先に言えないや

(きみからのでんわをまってるよ)

君からの電話を待ってるよ

(うしろすがたいつまでもおもいだすのです)

後ろ姿、いつまでも思い出すのです

(まえのかのじょにおしえてもらった)

前の彼女に教えてもらった

(りょうりをたべてなみだをながすのさ)

料理を食べて涙を流すのさ

(こんなぼくじゃあいそつかされちゃうよな)

こんな僕じゃ愛想尽かされちゃうよな

(ｒｅｍｅｍｂｅｒｍｅｒｅｍｅｍｂｅｒｍｅ)

remember me remember me

(ふとしたしゅんかんにきみがぼくをおもい)

ふとした瞬間に君が僕を思い

(だしてくれるといいな)

出してくれるといいな

(あたまのなかがきみでいっぱいになるよるなので)

頭の中が君でいっぱいになる夜なので

(すこしこいめにういすきーをわってぜんぶながしこんだ)

少し濃いめにウイスキーを割って全部流し込んだ

(よくあるはなしでかたづけられちゃうようなこいなら)

よくある話で、片付けられちゃう様な恋なら

(こんなにこんなにくるしむことなどないんだけれど)

こんなに こんなに 苦しむ事などないんだけれど

(きみがしあわせでいてくれたらいいなって)

君が幸せでいてくれたらいいなって

(おもえてしまうようなかんたんなおとこでもないんだな)

思えてしまう様な簡単な男でもないんだな

(ただしいなつをきょうゆうしあった)

正しい夏を共有しあった

(きみはせんこうはなびのように)

君は線香花火のように

(ぱっとひらいてはかなくちるのです)

パッと開いて、儚く散るのです

(まえのかのじょにおしえてもらった)

前の彼女に教えてもらった

(たばこをふかしてなみだをながすのさ)

煙草をふかして涙を流すのさ

(こんなぼくじゃあいそつかされちゃうよな)

こんな僕じゃ愛想つかされちゃうよな

(ｒｅｍｅｍｂｅｒｍｅｒｅｍｅｍｂｅｒｍｅ)

remember me remember me

(ふとしたしゅんかんをきみが)

ふとした瞬間を君が

(ずっときざみつけてくれるといいな)

ずっと刻みつけてくれるといいな

(ぼくをすきだったあのころのきみはさよならもいわずに)

僕を好きだったあの頃の君はさよならも言わずに

(すこしおおげさなうそだけのこしてきえてしまいました)

少し大袈裟な嘘だけ残して消えてしまいました

(きみのまほうがとけるにじゅうにじ)

君の魔法が解ける22時

(かえりのばすにむかいてをふりました)

帰りのバスに向かい手を振りました

(ふたりのりじてんしゃいえまでのみち)

二人乗り自転車、家までの道

(すきなばんどのしんきょくをきいて)

好きなバンドの新曲を聴いて

(あさまでおたがいをわかりあって)

朝までお互いをわかり合って

(ふたりはしあわせになりました)

二人は幸せになりました

(まあもうおわっちゃったんだけどさ)

まあもう、終わっちゃったんだけどさ

(まえのかのじょにおしえてもらった)

前の彼女に教えてもらった

(えいがをながめてなみだをながすのさ)

映画を眺めて涙を流すのさ

(こんなぼくをあなたよもっとあいしてくれ)

こんな僕を 貴方よ、もっと 愛してくれ！

(ｒｅｍｅｍｂｅｒｍｅｒｅｍｅｍｂｅｒｍｅ)

remember me remember me

(ふとしたしゅんかんにきみがぼくをおもいだしてくれるといいな)

ふとした瞬間に君が僕を思い出してくれるといいな

(あたまのなかがきみでいっぱいになるよるなので)

頭の中が君でいっぱいになる夜なので

(すこしこいめにういすきーをわってぜんぶながしこんだ)

少し濃い目にウイスキーを割って全部流し込んだ

(それでもあたまのなかがきみでいっぱいになってしまうので)

それでも　頭の中が君でいっぱいになってしまうので

(すこしおおげさにおもいでならべてうたにしてみたんだ)

少し大袈裟に思い出並べて歌にしてみたんだ