栞を挟む　巡音ルカ

(といかけるいまにつかのまのきゅうそくを)

問いかける今に 束の間の休息を

(えがきかけのひびにしおりをはさむ)

描きかけの日々に 栞を挟む

(まばたきのあいだにたまってくたすく)

まばたきの間に 溜まってくタスク

(あせかきのあいすがそーだにうかぶ)

汗かきのアイスが ソーダに浮かぶ

(むずかしいさじかげん・・・・・・)

難しい匙加減……

(しゅがーとかしたこうちゃのぬくもり)

シュガー溶かした 紅茶のぬくもり

(ひなたぼっこしてるねこのあくび・・・・・・)

ひなたぼっこしてる 猫のあくび……

(みをまかせたまどろみ)

身を任せた 微睡み

(めんどうなことはあたまのすみ)

面倒なことは 頭の隅

(とりあえずようすみ)

とりあえず 様子見

(それもおっけー！でしょうみいちじかん！？)

それもオッケー! で正味一時間!?

(このゆびとまりましょう！)

この指 とまりましょう!

(ひとやすみしたいひと～？)

ひと休みしたい人～?

(くるしみかなしみしがらみから)

苦しみ 悲しみ しがらみから

(とおいところへと・・・・・・)

遠いところへと……

(ざっとうをくぐりぬけたさき、)

雑踏を潜り抜けた先、

(そのかどをまがれば)

その角を曲がれば

(つかのまのきゅうそくがきょうもある)

束の間の休息が 今日もある

(ほら、おいでとびらはひらいている)

ほら、おいで 扉は開いている

(うよきょくせつ、もんだいつづきのものがたりに)

紆余曲折、問題続きの物語に

(しゅじんこうもへとへとでしょうか・・・・・・？)

主人公もヘトヘトでしょうか……?

(ほら、おいでしおりをはさむように)

ほら、おいで 栞を挟むように

(いつでも)

いつでも

(ふわふわかおるゆらゆらけむる)

ふわふわ 香る ゆらゆら 煙る

(ほわほわとけるしゅわしゅわおいで？)

ほわほわ 溶けるしゅわしゅわ おいで?

(ほんのちょっとせのびをして)

ほんのちょっと背伸びをして

(かみしめるぶらっくこーひーのあじ)

噛み締める ブラックコーヒーの味

(おぼえたのまほうをつかおう・・・・・・)

覚えたの魔法を使おう……

(きょうこのいちにちをのりきる)

今日この一日を乗り切る

(いっぱいのまほう)

一杯の魔法