エピック・リカバリー

(しょうじきもの)

正直者

(わたしがわるいかなんてさ)

私が悪いか なんてさ

(ぎぜんしゃのあんたのぜひしだい)

偽善者のあんたの是非 次第

(わずわしいほたるび)

擾わしい蛍火

(そんなよわびじゃ)

そんな弱火じゃ

(せいはやききれない)

生は焼ききれない

(ずっとずっと)

ずっとずっと

(いつだって)

いつだって

(しにものぐるい)

死に物狂い

(もともとくるってるんだ)

元々狂ってるんだ

(わたしもあんたもきっと)

私もあんたもきっと

(しねやしないだろう)

死ねやしないだろう

(そうりざれくしょん)

そう リザレクション

(だれがわらう)

誰が嗤う

(ひのとりだけとんでいくから)

火の鳥だけ飛んで逝くから

(りんねてんせい)

輪廻転生

(わたしだけにとわにめぐらぬいのち)

私だけに永遠に巡らぬ命

(るぅーららららるーら)

(ルゥー ララララルーラ)

(かりそめのいのちくらって)

仮初めの命食らって

(うーららららるーら)

(ウー ララララルーラ)

(わたしのおにはきばむく)

私の鬼は牙剥く

(いっせいちだいのきもだめし)

一世一代の肝試し

(きまよって)

気迷って

(ふかぎゃくせいのいのちをうばうのさ)

不可逆性の命を奪うのさ

(もっともっと)

もっと もっと

(ほらおにさんてのなるほうへ)

ほら 鬼さん手の鳴る方へ

(しかいうばっても)

視界奪っても

(かくせない)

隠せない

(しんでわびろなんて)

「死んで詫びろ」なんて

(なんせんすではやらないよ)

ナンセンスで流行らないよ

(そんなこぴー)

そんな台詞

(むりなんだい)

無理難題

(ふへんかこみらい)

不変過去未来

(さありざれくしょん)

さあ リザレクション

(なげきわらえひのとりだけうたれおちてく)

嘆き笑え火の鳥だけ射たれ堕ちてく

(いんがおうほう)

因果応報

(いのちのうた)

命の唄

(とだえはててきこえず)

途絶え果てて聴こえず

(るぅーららららるーら)

(ルゥー ララララルーラ)

(であいわかれくりかえして)

出会い別れ繰り返して

(うーららららるーら)

(ウー ララララルーラ)

(おぼえてるのはひとりだ)

覚えてるのはひとりだ

(なんどもてをのばしたひみつ)

何度も 手を伸ばした 秘密

(いのちをわらう)

命を嘲笑う

(ほろびのあじ)

滅びの味

(すべてうばっていくんだ)

すべて奪っていくんだ

(もういちどもどれるならえらぶだろう)

もう一度戻れるなら選ぶだろう

(きずついてでも)

傷付いてでも

(みじかくても)

短くても

(ああわたしいきてたかったんだ)

嗚呼 私 生きてたかったんだ

(まだしにいそぐ)

まだ死に急ぐ

(あせらずともいずれはくるそうしんじさせて)

焦らずともいずれは来るそう信じさせて

(きめられてたうんめいみち)

決められてた運命路

(もうとめられないわ)

もう止められないわ

(たすけて)

(助けて)

(あありざれくしょん)

ああ リザレクション

(どっちつかずのわたしに)

どっち着かずの私に

(いばしょなどなくて)

居場所などなくて

(きしかいせい)

起死回生

(のぞんでいたたがたがう)

望んでいた違う

(くやむみらいだって)

悔やむ未来だって

(るぅーららららるーら)

(ルゥー ララララルーラ)

(そのさきになにもみえず)

その先に何も見えず

(うーららららるーら)

(ウー ララララルーラ)

(きこえないさけびを)

聴こえない叫びを

(るぅーららららるーら)

(ルゥー ララララルーラ)

(せかいのはてもとどかない)

世界の果ても届かない

(うーららららるーら)

(ウー ララララルーラ)

(だれがひのとりころした)

誰が火の鳥殺した

(しせいゆういのち)

(死生有命）

(だれがひとりにさせてたの)

誰が“火鳥”にさせてたの

(あやめたの)

殺めたの