あなたに毒されて溺れていたいの

(ほだされたまんまのきもちでかさなるの)

絆されたまんまの気持ちで重なるの

(あいぞういりまじったそのめをなめたい)

愛憎入り混じったその目を舐めたい

(どうしようもなくもれるあいが)

どうしようもなく漏れる愛が

(かのうするまえにそっとくちづけて)

化膿する前にそっと口づけて

(あなたとのこいがわたしのいたみどめ)

あなたとの恋が私の痛み止め

(あなたにどくされておぼれていたいの)

あなたに毒されて溺れていたいの

(どろどろになってからまりたいよ)

ドロドロになって絡まりたいよ

(ゆうがいなきもちでみたしていたい)

有害な気持ちで満たしていたい

(すきっていったらゆるしてほしい)

好きって言ったら許してほしい

(あなたにさとされてしたがいたいの)

あなたに諭されて従いたいの

(じゅうじゅんなふりしてなでられたいよ)

従順なフリして撫でられたいよ

(ゆうがいなきもちをとかしてほしい)

有害な気持ちを溶かしてほしい

(いつかただしくあいせるように)

いつか正しく愛せるように

(あなたはずっとやさしいとおもってたの)

「あなたはずっと優しいと思ってたの」

(もたれかかったわたしをそっとなでて)

「凭れかかったわたしをそっと撫でて」

(いつもすがってばかりでごめんね)

「いつも縋ってばかりでごめんね」

(それでもわたしなりのあいがあったの)

「それでもわたしなりの愛があったの」

(いたいたしいわたしのえんになってくれてありがとう)

「痛々しいわたしの縁になってくれてありがとう」

(どうやっていつくしめばいいかわからないから)

「どうやって慈しめばいいか分からないから」

(あなたのほおにひだりてをあててふれるだけのきすをして)

「あなたの頬に左手を当てて触れるだけのキスをして」

(はじめてたがいのめがあったきがした)

「初めて互いの目が合った気がした」

(あなたにどくされておぼれていたの)

あなたに毒されて溺れていたの

(ねつっぽいままでからまりたいよ)

熱っぽいままで絡まりたいよ

(ゆうがいなきもちはもうおしまい)

有害な気持ちはもうおしまい

(すきってめをみてつたえていたい)

好きって目を見て伝えていたい

(あなたにゆるされてふつうになるの)

あなたに許されて普通になるの

(つまらないままでなでられたいよ)

つまらないままで撫でられたいよ

(ゆうがいなきもちがかわるひまで)

有害な気持ちが換わる日まで

(てをつないであるけるように)

手を繋いで歩けるように

(だいすきなまんまのきもちでかさなるの)

大好きなまんまの気持ちで重なるの