みちづれ

(ひとのよはいついつまでもまちがいさがしばかりあそびあきたらおわりよ)

人の世はいついつまでも　間違い探しばかり　遊び飽きたら終わりよ

(おにがでるかじゃがでるかとおびえてすごすばかりさめざめとひとりなく)

鬼が出るか蛇が出るかと怯えて過ごすばかり　さめざめと一人泣く

(あぁこんなたびじをゆくことがひとのじょうりとでもいうの)

あぁ　こんな旅路をゆくことが　人の条理とでも言うの

(うきみをやつせどうまくいかずにこんやもまたなげくだけどきっと)

憂き身を窶せど（やつせど）上手く行かずに　今夜もまた嘆く だけどきっと

(これはぱれーどさあしをひきずろうとも)

これはパレードさ　足を引きずろうとも

(このにじむいたみとひきかえにありあまるよろこびにであえるの)

この滲む痛みと引き換えに　有り余る喜びに出会えるの

(これはゆかいなぱれーどさわたしがいきたあかしばらまくから)

これは愉快なパレードさ　私が生きた証ばら撤くから

(おきにめしたならともにゆこうみちづれにしてあげるわ)

お気に召したなら共にゆこう　道連れにしてあげるわ

(まやかしかばかしか)

まやかしか化かしか

(しらないうわさのひとつやふたつめをつぶってあげる)

知らない噂の一つや二つ　目を瞑ってあげる

(でもゆずれないだいじなおもいはゆがむことなくちゃんとつたえたいの)

でも譲れない大事な想いは　歪むことなくちゃんと伝えたいの

(わたしはここだよここでいきてるんだよ)

私は此処だよ　此処で生きてるんだよ

(あなたとおなじしんぞうできざむこどうにのせてすすむぱれーど)

貴方と同じ心臓で刻む　鼓動に乗せて進むパレード

(どんなけしきをみにゆこうこんなわたしのことを)

どんな景色を見にゆこう　こんな私のことを

(しんじてくれるならどこまでもゆけるもうひとりでないたりしないわ)

信じてくれるならどこまでも　ゆける　もう一人で泣いたりしないわ

(そしていつのひかわたしとあなたのたびがおわりむかえたひには)

そしていつの日か私と　貴方の旅が終わり迎えた日には

(かかえあつめてきたにもつをただほうりなげてわらいあおう)

抱え集めてきた荷物をただ　放り投げて笑い合おう

(そんなたびじをともにゆこう)

そんな旅路を共にゆこう