melting／百鬼あやめ

(ねむるまえりそうのじぶんそうぞうした)

眠る前　理想の自分想像した

(くりかえしにたすとーりーまたつむぐんだ)

繰り返し似たストーリーまた紡ぐんだ

(「なにもない」だからこれでじゅうぶんだった)

「何もない」だからこれで十分だった

(なけるなんてしあわせ)

泣けるなんて　幸せ

(ただいきをするだけでいたい)

ただ息をするだけで痛い

(まわりはすぐかちくらべて)

周りは直ぐ価値比べて

(まざれずあたまあげづらいな)

混ざれず頭上げづらいな

(ずっとひとりでいい)

ずっと一人でいい

(でもみつけてくれた)

でも見つけてくれた

(みとめられないこのこころきみはなで)

認められないこの心　君は名で

(そのままでいいよっていつもやさしくわらってくれたね)

そのままでいいよっていつも優しく笑ってくれたね

(もうきのうはかえられないけれど)

もう昨日は変えられないけれど

(ちょっとずつうまくわらえるようになったよ)

ちょっとずつ上手く笑えるようになったよ

(そっとそっときょうこえ)

そっとそっと今日越え

(まえへときたいしよう)

前へと期待しよう

(ふあんなひきみのすがたうれしかった)

不安な日君の姿　嬉しかった

(そこにいるそれだけですくわれるんだ)

そこにいるそれだけで救われるんだ

(よごれたこのつまさきすてきだよと)

汚れたこのつま先　素敵だよと

(もがいてきたしょうこだって)

もがいて来た証拠だって

(きずつけてばかりいてごめん)

傷つけてばかりいてごめん

(ゆるしてなんていえないけど)

許してなんて言えないけど

(きらいなわたしせめるのはもうやめよう)

嫌いな私責めるのはもう止めよう

(はじまれたんだいろんなこといろんなゆめ)

始まれたんだ色んな事　色んな夢

(ながめずにてをもっとのばしてもいいっておもえたんだ)

眺めずに手をもっと伸ばしてもいいって思えたんだ

(まどにうつったそのかおはまえより)

窓に映ったその顔は前より

(ちょっとだけほらわらってるきがした)

ちょっとだけほら笑ってる気がした

(それはちいさくてとてもささいなこと)

それは小さくてとても些細な事

(だけどこころがひろがりあったかくて)

だけど心が広がりあったかくて

(なんかここちがいい)

なんか心地がいい

(そうおもわせてくれた)

そう思わせてくれた

(みとめられないこのこころきみはなで)

認められないこの心　君は撫で

(そのままでいいよって)

そのままでいいよって

(いつもやさしくわらってくれたね)

いつも優しく笑ってくれたね

(もうきのうはかえられないけど)

もう昨日は変えられないけど

(ちょっとずつうまくわらえるようになったよ)

ちょっとずつ上手く笑えるようになったよ

(そっとそっときょうこえ)

そっとそっと今日越え

(まえへときたいしよう)

前へと期待しよう