夢花火/百鬼あやめ
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歌詞(問題文)
(すずのねひびく)
鈴の音響く
(ふかいよるとおつきさま)
深い夜とお月さま
(こよいうたげのよういを)
今宵 宴の用意を
(たかわらいこらえ)
高笑いこらえ
(ああ、しきがみをつれだって)
嗚呼、式神を連れ立って
(たわむれにきょうじるの)
戯れに興じるの
(ながれゆくときをおもう)
流れゆく時を想う
(きえゆくひびならば)
消えゆく日々ならば
(このせつなさえうつくしくしよう)
この刹那さえ 美しくしよう
(さかせてそらたかく)
咲かせて空高く
(そっと)
そっと
(はんなりはんなりゆめはなび)
はんなりはんなり夢花火
(ふんわりふんわりねがうのは)
ふんわりふんわり願うのは
(うつしよのおもいでだけ)
現世の思い出だけ
(ずっと)
ずっと
(いくとせときをかさねて)
幾年時を重ねて
(めぐりあうよはなさけ)
巡り会う世は情け
(とこしへによは)
とこしへに余は
(うたってわらっていたいのだ)
歌って笑っていたいのだ
(しずけさみちる)
静けさ満ちる
(うかぶみっつかげぼうし)
浮かぶ三つ影法師
(こよいまつりのあとよ)
今宵 祭りの後よ
(さびしさおさえ)
寂しさ抑え
(ああ、みなどもをおもいながら)
嗚呼、皆どもを想いながら
(まどろみへゆだねるの)
まどろみへ委ねるの
(うまれてははじけきえる)
生まれては弾け消える
(うたかたのしらべは)
泡沫の調べは
(そのいっしゅんもたいせつにしよう)
その一瞬も大切にしよう
(きかせてあざやかに)
聞かせて鮮やかに
(そっと)
そっと
(きんらりきんらりゆめはなび)
きんらりきんらり夢花火
(ひっそりひっそりいのるのは)
ひっそりひっそり祈るのは
(えいえんのたのしさだけ)
永遠の楽しさだけ
(ずっと)
ずっと
(いくとせときをかさねて)
幾年時を重ねて
(おもいだすよはあはれ)
思い出す余はあはれ
(こころゆくまで)
こころゆくまで
(おどってさわいでいたいのだ)
踊って騒いでいたいのだ
(うつりゆくときのなかで)
移りゆく時のなかで
(やどるきもちならば)
宿る気持ちならば
(このはかなさもいろどりとなれ)
この儚さも彩となれ
(さかせてあざやかにみなと)
咲かせて鮮やかに 皆と
(そっと)
そっと
(はんなりはんなりゆめはなび)
はんなりはんなり夢花火
(ふんわりふんわりいのるのは)
ふんわりふんわり祈るのは
(うつしよのたのしさだけ)
現世の楽しさだけ
(いつまでも)
いつまでも
(いくとせときをかさねて)
幾年時を重ねて
(めぐりあうよはなさけ)
巡り会う世は情け
(わすれないように)
忘れないように
(とこしへによは)
とこしへに余は
(みなとわらっていたいのだ)
皆と笑っていたいのだ