あんまり覚えてないや

(あさめをさますと)

朝　目を覚ますと

(こげちゃいろのふろーりんぐにきみのぬけがらがおちていて)

焦茶色のフローリングに君の抜け殻が落ちていて

(なのにおぼえてないんだきのうのよるのできごと)

なのに覚えてないんだ　昨日の夜の出来事

(あぁなんてもったいない)

あぁ　なんてもったいない

(あんなにほしがっていたきみをまるごと)

あんなに欲しがっていた　君を丸ごと

(このてはだきしめてたはずなのに)

この手は抱きしめてたはずなのに

(あんまりおぼえてないやあんまりおぼえてないや)

あんまり覚えてないや　あんまり覚えてないや

(あんまりおぼえてないやあんまり)

あんまり覚えてないや　あんまり

(ゆうべぎたーをひいて)

夕べギターを弾いて

(うとうとしかけたしゅんかんにきせきのめろでぃーがふってきて)

ウトウトしかけた瞬間に奇跡のメロディーが降ってきて

(なのにおぼえてないんだきのうのよるのまほうを)

なのに覚えてないんだ　昨日の夜の魔法を

(あぁなんてもったいない)

あぁ　なんてもったいない

(せかいじゅうをしあわせにするようなめろでぃー)

世界中を幸せにするようなメロディー

(たしかにくちずさんでたはずなのに)

確かに口ずさんでたはずなのに

(あんまりおぼえてないやあんまりおぼえてないや)

あんまり覚えてないや　あんまり覚えてないや

(あんまりおぼえてないやあんまり)

あんまり覚えてないや　あんまり

(じいちゃんになったおとうさん)

じいちゃんになったお父さん

(ばあちゃんになったおかあさん)

ばあちゃんになったお母さん

(あるくすぴーどはとぼとぼと)

歩くスピードはトボトボと

(だけどおぼえてるんだわかかったひのふたりを)

だけど覚えてるんだ　若かった日の二人を

(あぁきっとわすれない)

あぁ　きっと忘れない

(きゃっちぼーるをしたりうみでおよいだり)

キャッチボールをしたり　海で泳いだり

(あるばむにだってはりつけてあるんだもの)

アルバムにだって貼り付けてあるんだもの

(ちゃんとおぼえてるんだちゃんとおぼえてるんだ)

ちゃんと覚えてるんだ　ちゃんと覚えてるんだ

(ちゃんとおぼえてるんだこんなに)

ちゃんと覚えてるんだ　こんなに

(どらいぶにでかけたりおこづかいをくれたり)

ドライブに出かけたり　お小遣いをくれたり

(たまにくちげんかしたりすぐになかなおりしたり)

たまに口喧嘩したり　すぐに仲直りしたり

(ちゃんとおぼえてるんだちゃんとおぼえてるんだ)

ちゃんと覚えてるんだ　ちゃんと覚えてるんだ

(ちゃんとおぼえてるんだこんなに)

ちゃんと覚えてるんだ　こんなに

(せかいじゅうをしあわせにできはしなくたって)

世界中を幸せに出来はしなくたって

(このめろでぃーをもういちどくりかえす)

このメロディーをもう一度繰り返す

(ららら・・・)

ラララ…