贖罪(しょくざい)

(ひとのどりょくをわらったこと)

人の努力を笑ったこと

(じぶんはどりょくしなかったこと)

自分は努力しなかったこと

(たいせつなときてをぬいたこと)

大切な時手を抜いたこと

(さいごのさいごであきらめたこと)

最後の最後であきらめたこと

(よわってるときむりをしたこと)

弱ってる時無理をしたこと

(つよがりをえらいとかんちがいしたこと)

強がりを偉いと勘違いしたこと

(ひとのよわさをうけいれなかったこと)

人の弱さを受け入れなかったこと

(ひとをじぶんとおなじだとおもったこと)

人を自分と同じだと思ったこと

(なきたいときにがまんしたこと)

泣きたい時に我慢したこと

(じぶんのこころをいじめたこと)

自分の心をいじめたこと

(みぢかなひとをかなしませたこと)

身近な人を悲しませたこと

(たいせつなひとをきずつけたこと)

大切な人を傷つけたこと

(きらいなものをつっぱねたこと)

嫌いなものを突っぱねたこと

(すきなものをごまかしたこと)

好きなものをごまかしたこと

(まわりにあわせてあいそわらいしたこと)

周りに合わせて愛想笑いしたこと

(すききらいだけでうごいたこと)

好き嫌いだけで動いたこと

(むれるのはよわいときめつけたこと)

群れるのは弱いと決めつけたこと

(こどくをえらんだきになっていたこと)

孤独を選んだ気になっていたこと

(すいてくれるひとをたいせつにしなかったこと)

好いてくれる人を大事にしなかったこと

(あくいばかりひろってしまったこと)

悪意ばかり拾ってしまったこと

(いきることをあたまでかんがえたこと)

生きることを頭で考えたこと

(なんでもりゆうをつけたがったこと)

なんでも理由をつけたがったこと

(じぶんのこころにすなおにならなかったこと)

自分の心に素直にならなかったこと

(さしだされたてをふりはらったこと)

差し出された手を振り払ったこと

(ごめんなさいをいわなかったこと)

ごめんなさいを言わなかったこと

(ごめんなさいをかんたんにいったこと)

ごめんなさいを簡単に言ったこと

(ありがとうをいわなかったこと)

ありがとうを言わなかったこと

(ありがとうをかってにきたいしたこと)

ありがとうを勝手に期待したこと

(あいされているのをじかくしなかったこと)

愛されているのを自覚しなかったこと

(とくべつをあたりまえとおもったこと)

特別を当たり前と思ったこと

(うまれてきたことをこうかいしたこと)

生まれてきたことを後悔したこと

(かかえきれないものをせおおうとしたこと)

抱えきれないものを背負おうとしたこと

(ああきょうもすこしずついきていこう)

あぁ今日も少しずつ生きていこう