誰そ彼の月華/妖精帝國
※記号は打ちません。
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歌詞(問題文)
(ただようなみによりそうはなは)
漂う波に寄り添う華は
(あまりにももろくちりせく)
あまりにも脆く散り急く
(うたかたのりょうらんものがたり)
泡沫(うたかた)の繚乱物語
(たそがれのよいつきにべにぞめのげっかがさき)
誰(た)そ彼(がれ)の宵月に紅染めの月華が咲き
(いのちのとうろうともし)
命の灯籠ともし
(はがねのからだにちかいをはおって)
鋼の躰に 誓いを羽織って
(べにさすはなをまもりたもふ)
紅差す華を 護り賜(たも)ふ
(かれてなお)
枯れて尚
(がらすのびんにとらわれさいた)
硝子(がらす)の瓶に囚われ咲いた
(いちりんのせいさんなかこをつゆにとかして)
一輪の凄惨な過去を 露に溶かして
(みそぎのみつにさそわれしちょうの)
禊ぎの蜜に誘われし蝶の
(えがくはかなきざんこくな)
描く儚き残酷な
(はくちゅうのゆめみものがたり)
白昼の夢見物語
(かりそめのえにしでもうつくしくさんげにきゆ)
苟且(かりそめ)の縁(えにし)でも美しく散華に消ゆ
(きつくしめあげたおび)
きつく締上げた帯
(れえすにしのばすけついのししゅうは)
レエスに忍ばす 決意の刺繍は
(はばたきなげくえらびたもふ)
羽ばたき嘆く 選び賜ふ
(てんかちか)
天か地か
(いびつなけんにみせられいきた)
歪な剣に魅せられ生きた
(あれくるうたましいのねつでてんをこがして)
荒れ狂う魂の熱で 天を焦がして
(きよめのほのおはおきざりしきょうの)
清めの炎は置き去りし今日の
(ついおくをきょしょくでいろどる)
追憶を虚飾で彩る
(まやかしのけんらんものがたり)
まやかしの絢爛物語
(きんだんのはなをたおるのならば)
禁断の華を 手(た)折るのならば
(どうぞどうかずっとずっと)
どうぞ(どうか) ずっと(ずっと)
(ちるまでそばにいて)
散るまで傍にいて
(がらすのびんにとらわれさいた)
硝子の瓶に囚われ咲いた
(いちりんのせいさんなかこをつゆにとかして)
一輪の凄惨な過去を 露に溶かして
(みそぎのみつにさそわれしちょうの)
禊ぎの蜜に誘われし蝶の
(えがくはかなきざんこくな)
描く儚き残酷な
(はくちゅうのゆめみものがたり)
白昼の夢見物語