WITHIN

(しょうきとそのがいかせんねつのひがん)

正気とその崖下　潜熱の彼岸

(かつぼうのゆうぐれすべてをそのうちに)

渇望の夕暮れ　全てをその内に

(ああああああああああああああああああああ)

ああああああああああああああああああああ

(むなしさのきょにそうように)

虚しさの虚に沿うように

(きみのけいをかさないでよ)

キミの刑を科さないでよ

(かせつきのしろいくびもとかみちぎって)

枷付きの白い首元　噛み千切って

(「そうあれ」と「だれがため」とかなりあをそめてく)

「そうあれ」と「誰が為」と　カナリアを染めてく

(ｄａｗｎｏｆｍｉｎｄ)

DAWN OF MIND

(ｄｏｎｏｔｓａｙ”ｂｅｙｏｕｒｓｅｌｆ”)

DO NOT SAY "BE YOURSELF"

(もどれないじょうけいしばられないもの)

戻れない情景　縛られないもの

(ことばだけではさばけぬもの)

言葉だけでは　裁けぬもの

(かさねないでなづけないでこのこえのありかた)

重ねないで名付けないで　この声の在り方

(「ぎぜん」や「つみ」じゃないこころのすべて)

「偽善」や「罪」じゃない　こころの全て

(せいだくもけんぐさえもおきざりにして)

清濁も賢愚さえも　置き去りにして

(はげきかせて　そのおりからみえぬように)

羽擊かせて　その檻から見えぬように

(せすじにはうかげのようにきみのめをまたあざける)

背筋に這う影のように　キミの目をまた嘲る

(ｎｏｎｅｅｄｆｏｒｈｅｍｏｓｔａｓｉｓ)

No need for hemostasis

(こうかいはないただむくわれずともかなでて)

後悔はない　ただ報われずとも　奏でて

(「みたされないのは、だれのせいなの？」)

「満たされないのは、誰のせいなの？」

(ぞうかのえんでさきつづけること)

造花の園で咲き続ける事

(ひざしにむかいおられずにあること)

日差しに向かい折られずに在る事

(いまだれにふみつけられたとして)

今誰に踏みつけられたとして

(このおとだけはひていさせない)

この音だけは否定させない

(かさねないでなづけないでこのこえのありかた)

重ねないで名付けないで　この声の在り方

(「ぎまん」や「いみ」じゃないわたしのすべて)

「欺瞞」や「意味」じゃない　わたしの全て

(ひらかないでみちびかないでくらがりをあいして)

啓かないで導かないで　暗がりを愛して

(いのらせてこのつくりはながかれるまで。)

祈らせて　この造花が枯れるまで。

(ｙｏｕｒｔｒｕｔｈａｎｄｍｙｌｉｅ．)

YOUR TRUTH and MY LIE.

(ａｌｌｉｔｉｓｗｉｔｈｉｎ)

All it is WITHIN