Judgement Syndrome

(しろとくろてんびんはゆれて)

白と黒 天秤は揺れて

(きしむかたなしんぱんのときだ)

軋む刃 審判の時だ

(かわいたのどをうるおしたきんだんのかじつのあじを)

渇いた喉を潤した禁断の果実の味を

(わすれられないおろかなぼくらは)

忘れられない愚かな僕らは

(うそをつらぬくためのうそとかただしさのうらはただしさとか)

嘘を貫くための嘘とか 正しさの裏は正しさとか

(おもいあがりのびがくにみをこがす)

思い上がりの美学に身を焦がす

(つぎのえものをさがすうえたそのこころは)

次の獲物を探す飢えたその心は

(いつしかきばをむきつみもばつもくらいつくすだろう)

いつしか牙を剥き 罪も罰も 喰らい尽くすだろう

(くるいだしたせいぎにそまるせかい)

狂い出した正義に染まる世界

(しろくゆがんだｒｅｑｕｉｅｍ)

白く歪んだRequiem

(きやすめのふたしかなきゅうさいじゃもうわらえないの)

気休めの不確かな救済じゃ もう嗤えないの

(じごくのはてできこえますか)

地獄の果てで聴こえますか

(くろくやさしきｓｅｒｅｎａｄｅ)

黒く優しきSerenade

(けがれたねつじょうちかづくぜっちょう)

穢れた熱情 近付く絶頂

(きょうきのあいろにーけむるみらい)

狂気のアイロニー 煙る未来

(さあ、つぎにさばかれるのはだれ？)

さあ、次に裁かれるのは誰？

(いたについたうつくしいぎまんもうもくなたいぎのごうまん)

板についた美しい欺瞞 盲目な大義の傲慢

(よいやみにうきあがるｐａｒａｄｏｘ)

宵闇に浮き上がるParadox

(だれかのふこうはみつのあじ？ふみはずしたならあすはわがみ)

誰かの不幸は蜜の味？踏み外したなら明日は我が身

(おもてとうらしんそうはｇｒａｄａｔｉｏｎ)

表と裏 真相はGradation

(あばれだしたせいぎにまどうせかい)

暴れ出した正義に惑う世界

(あわくこわれたｒｅｑｕｉｅｍ)

淡く壊れたRequiem

(はいいろをゆるせないぼくらはまたまちがえてく)

灰色を許せない僕らは また間違えてく

(てんごくじゃもうきこえないわ)

天国じゃもう聴こえないわ

(あまくかなしきｓｅｒｅｎａｄｅ)

甘く哀しきSerenade

(とうときれつじょういたみのざんきょう)

尊き劣情 痛みの残響

(さばきのめろでぃーにごるみらい)

裁きのメロディー 濁る未来

(さいごにしんじるものはなに？)

最後に信じるものは何？

(”ｊｕｄｇｅ，ｈａｎｄｄｏｗｎ．”)

"Judge, Hand down."

(そのしろはしんじつか？あのくろはあくなのか？)

その白は真実か？あの黒は悪なのか？

(せいかいのないむじゅんかかえてぼくら、どこへむかうだろう)

正解のない矛盾抱えて 僕ら、何処へ向かうだろう

(くるいだしたせいぎにそまるせかい)

狂い出した正義に染まる世界

(しろくゆがんだｒｅｑｕｉｅｍ)

白く歪んだRequiem

(どうこくのかねのおとがひびけどおわらないｔｈｅｓｉｓ)

慟哭の鐘の音が響けど 終わらないThesis

(じごくのはてできこえますか)

地獄の果てで聴こえますか

(くろくやさしきｓｅｒｅｎａｄｅ)

黒く優しきSerenade

(けがれたねつじょうちかづくぜっちょう)

穢れた熱情 近付く絶頂

(きょうきのあいろにーけむるみらい)

狂気のアイロニー 煙る未来

(さあ、つぎにさばかれるのはだれ？)

さあ、次に裁かれるのは誰？