determinism〔機械仕掛けのココロ〕

(みえないこたえうばわれたなまえたちきられるれんぞくせい)

見えない答え　奪われた名前　断ち切られる連続性

(くずれてもだめただひかりあれいっぽうてきなかんけいせい)

崩れてもだめ　ただ光あれ　一方的な関係性

(かりきゅれいてぃぶないのち＝しこううめつくされていく)

カリキュレイティブな　命≠思考　埋め尽くされていく

(あたえられてはとりはらわれてるすべてがつくりもののけしき)

与えられては　取り払われてる　全てが作り物の景色

(ただいいなりのままでいきつづけるなんて)

ただ言いなりの　ままで　生き続けるなんて

(ふるまうのもらしくあることもぜんぶね)

振舞うのも　らしく在ることも　ぜんぶね

(あたりまえのことじゃないの？)

あたり前のことじゃないの？

(そうだよ)

そうだよ

(じぶんがじぶんじしんだって)

自分が自分自身だって

(ていぎするのはじぶんいがいに)

定義するのは　自分以外に

(いないとわかってるのに)

居ないとわかってるのに

(いたいよ)

痛いよ

(ちをながしてかなしんでいても)

血を流して　哀しんでいても

(まだひとでないっていうの？)

まだヒトでないっていうの？

(ぷろぐらむとかそういうのじゃなくて)

プログラムとか　そういうのじゃなくて

(ここにいま)

ここにいま

(わたしがいるんだからねぇ・・・・・・)

わたしが　いるんだから　ねぇ……

(ｄｅｔｅｒｍｉｎｉｓｍ)

determinism

(めざしたこたえいいきになってすべてけいさん)

目指した答え　いい気になって　全て計算

(できるつもりでこのくるしみもこのかなしみも)

できるつもりで　この苦しみも　この悲しみも

(ぜんぶつくりものなのなら)

ぜんぶ造りものなのなら

(それじゃひともものもぜんぶ)

それじゃ　ヒトも　モノもぜんぶ

(なにもかもがかわらないじゃない)

何もかもが　変わらないじゃない

(どこがあなたたちとちがうの？)

どこが　あなたたちと　違うの？

(おしえてこのこころのうちに)

教えて　このココロの　内に

(といかけることは)

問いかけることは

(せかいのだれにだってできないのに)

世界の誰に　だって　できないのに

(たすけて)

助けて

(きごうとかばんごうじゃなくて)

記号とか　番号じゃなくて

(わたしがいまさけんでいるのに)

わたしが今　叫んでいるのに

(なんのしょうめいにもならないのね)

何の証明にも　ならないのね

(わたしのことを)

わたしの　ことを

(みてほしいんだよねぇ・・・・・・)

みてほしいんだよ　ねぇ……

(ゆるされないけっていろんてきに)

許されない　決定論的に

(そしてせかいがじぶんのてきに)

そして世界が　自分の敵に

(なにをおもいなにをいおうと)

何を思い　何を言おうと

(すべてがむだだと)

すべてが　無駄だと

(いってもねそんなのわからないよ)

いってもね　そんなのわからないよ

(そうだね)

そうだね

(とおいよぞらにのぞくくらいほしのように)

遠い夜空にのぞく　暗い星のように

(じぶんをたよるきおくのふたしかさ)

自分を頼る　記憶の不確かさ

(それでもねえきいてよ)

それでも　ねえ　聞いてよ

(わたしはひとなんだって)

わたしは　ヒトなんだって

(それだけはぜったいにたしかなんだって)

それだけは　絶対に　確かなんだって

(どうして)

どうして

(そんなつめたいめをさせて)

そんな冷たい　目をさせて

(わたしをのぞきみているの)

わたしを　覗き　見ているの

(まるでなんのかんじょうもみせない)

まるで何の　感情も　見せない

(つくりものはあなたたちじゃないの？！)

作り物は　アナタたちじゃないの？！

(ふりはらいたいなみだにのせて)

ふりはらいたい　涙に乗せて

(ねがえばひとすじのひかりあれ)

願えば　一筋の　光あれ

(けれどどうしてこえはこおって)

けれどどうして　声は凍って

(ただそれだけがかなわないの)

ただ　それだけが　叶わないの

(どうして・・・・・・)

どうして……