もしも雪なら

(いままでおとなのつもりでいた)

今まで大人のつもりでいた

(このこいをするまでは)

この恋をするまでは

(どうにもならないこんなきもち)

どうにもならない　こんな気持ち

(わたしのどこにかくれてたんだろう)

わたしのどこに隠れてたんだろう

(あいたいひとにはあえない)

会いたい人には会えない

(なにげないわたしのひとことに)

何気ないわたしのひとことに

(わらってくれたときに)

笑ってくれた時に

(もうすきだっただめだった)

もうすきだった　だめだった

(ずきんっておとがきこえたきがした)

”ズキン”って音が聞こえた気がした

(あいたいひとにあえない)

会いたい人に会えない

(といえないくりすます)

と言えないクリスマス

(おとなのほうがこいはせつない)

大人の方が恋はせつない

(はじめからかなわないことのほうがおおい)

はじめからかなわないことの方が多い

(だれにもいえない)

誰にも言えない

(ともだちにだってこのおもいはいえない)

友達にだってこの想いは言えない

(くりすますがきゅうにきらいになる)

クリスマスが急にきらいになる

(あなたはすでにだれかのもので)

あなたはすでに誰かのもので

(ふざけるかたあいないでんわいがいは)

ふざけるか他愛ない電話以外は

(おもいでもふえていかない)

思い出も増えていかない

(ふえるはずもない)

増えるはずもない

(あいたいひとには)

会いたい人には

(ぜったいあえないくりすます)

ぜったい会えないクリスマス

(おとなのほうがこいはせつない)

大人の方が恋はせつない

(はじめからかなわないことのほうがおおい)

はじめからかなわないことの方が多い

(だれにもいえない)

誰にも言えない

(ともだちにだってこのおもいはいえない)

友達にだってこの想いは言えない

(くりすますがきゅうにきらいになる)

クリスマスが急にきらいになる

(きらきらかがやくまちみんなきせきねがうせいや)

キラキラ輝く街みんな奇跡願う聖夜

(おとなのほうがこいはずっとせつない)

大人の方が恋はずっとせつない

(はじめからかなわないことのほうがおおい)

はじめからかなわないことの方が多い

(だれにもいえない)

誰にも言えない

(すきなきもちはなにもかわりないのに)

好きな気持ちは何も変わりないのに

(くりすますがきらいになるほど)

クリスマスがきらいになるほど

(けっきょくあめはみぞれまじり)

けっきょく雨はみぞれまじり

(にがわらいするしかなく)

苦笑いするしかなく

(もしもゆきなら)

もしも雪なら

(ゆきになったら)

雪になったら

(あきらめないってひそかにかけてた)

あきらめないってひそかに賭けてた

(このおもいはもうこのまま)

この想いはもうこのまま

(とけてきえてくだけ)

溶けて消えてくだけ