夢のつづき
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歌詞(問題文)
(しあわせそうなひとをみるとなみだがほおをつたった)
幸せそうな人を見ると涙が頬を伝った
(じぶんもこうなりたかった)
自分もこうなりたかった
(こうなるはずだったって)
こうなるはずだったって
(てりつけるたいようのました)
照りつける太陽の真下
(てをのばした)
手を伸ばした
(さきにあるりそうにあといっぽ)
先にある理想にあと一歩
(とどかないむなしさ)
届かない虚しさ
(さきはふたしか)
先は不確か
(でもそれでも)
でも それでも
(まえにすすむことをやめようとしないこのあしは)
前に進むことをやめようとしないこの足は
(ゆっくりむすうのかげがいくえにもかさなり)
ゆっくり 無数の影が 幾重にも重なり
(そのかすかなあしおとにはだれもみみをかさない)
その微かな 足音には誰も耳を貸さない
(あれはたしか)
あれは確か
(はれわたった)
晴れ渡った
(きょうみたいなつびだった)
今日みたい夏日だった
(なによりもむちゅうに)
何よりも夢中に
(まわりなんてみえなかった)
周りなんて見えなかった
(まるでえーるをおくるように)
まるでエールを送るように
(せみのこえがひびきわたり)
蝉の声が響き渡り
(きぼうにみちあふれ)
希望に満ち溢れ
(なにもかもがはなやいでみえた)
何もかもが華やいで見えた
(やがてそらはくもでおおわれ)
やがて 空は雲で覆われ
(ひとのむれをとおざけまたたくまにだいあめがふった)
人の群れを遠ざけ 瞬く間に大雨が降った
(じぶんのむりょくさにいらだち)
自分の無力さに苛立ち
(ふあんがおそうこれがげんじつ?)
不安が襲う これが現実?
(いやちがういまはきっと)
いや違う 今はきっと
(わるいゆめをみている)
悪い夢をみている
(ふかいきりのなかを)
深い霧の中を
(あてもなくだれもがひかりもとめさまよう)
あてもなく誰もが光求め彷徨う
(たすけをよぶこえむなしく)
助けを呼ぶ声虚しく
(すべてくらいつくす)
全て喰らい尽くす
(そこにたしかにそこしれぬきょういがじつざいする)
そこに確かに底知れぬ脅威が実在する
(ひとりまたひとりとのみこまれるくらがり)
一人また一人と飲み込まれる暗がり
(ぶざまにくたばるどころかそのめにすらうつらない)
無様にくたばるどころかその目にすら映らない
(どれだけねがってもどれだけいのっても)
どれだけ願っても どれだけ祈っても
(けっしてかなうことのない)
決して叶うことのない
(ゆめをみている)
夢をみている
(「どりょくはむくわれるゆめはかなう」と)
「努力は報われる 夢は叶う」と
(のろいのようなことばに)
呪いのような言葉に
(みらいはあかるいとおもいこんだ)
未来は明るいと思い込んだ
(ふみつぶされこなごなになったせみのぬけがら)
踏み潰され粉々になった蝉の抜け殻
(ぬれたかみにふきつけるかぜがやけにつめたかった)
濡れた髪に吹きつける 風がやけに冷たかった
(さっきまでのおおあめがうそみたいにどこかへ)
さっきまでの大雨が 嘘みたいにどこかへ
(いっしゅんにしてあおくすみわたったこうさてん)
一瞬にして 青く澄み渡った交差点
(ひのひかりがひときわまぶしくてらすしろいしゃつ)
陽の光が一際 眩しく照らす白いシャツ
(こえにならないこえをひっしにしぼりだした)
声にならない声を必死に絞り出した
(はちがつまちがすぐいろめきたちはききがする)
八月 街がすぐ色めき立ち吐き気がする
(なつぜみがなきやむころときをまたずあきがくる)
夏蝉が鳴き止む頃 時を待たず秋がくる
(すがすがしいほどはれたそらとはうらはらに)
清々しいほど晴れた空とは裏腹に
(こころにぽっかりとあいたあなはうまらない)
心にぽっかりと空いた穴は埋まらない
(すがたかたちしょくにおいにかよったひとびと)
姿形色匂い 似通った人々
(そのいちぶにすらなれず)
その一部にすらなれず
(みのほどをおもいしる)
身の程を思い知る
(はしからばかげてたあしあとをながめては)
端から馬鹿げてた 足跡を眺めては
(じぶんはなにものにもなれないときづいた)
自分は何者にもなれないと気づいた
(つけっぱなしだったけいこうとうのあかりが)
点けっぱなしだった 蛍光灯の明かりが
(まぶたのすきまからさしこみめをさました)
まぶたの隙間から差し込み 目を覚ました
(あわててあたりをみまわしてもなにもかわりない)
慌てて辺りを見回しても何も変わりない
(あせばんだひふはげしくむねがさわぎだす)
汗ばんだ皮膚 激しく胸が騒ぎ出す
(かわいたのどをうるおしおもむろにまどをあけた)
乾いた喉を潤し おもむろに窓を開けた
(そとからはなまあたたかいかぜがなだらかにふく)
外からは生暖かい風がなだらかに吹く
(はなをつくあすふぁるとをむしたようなにおいと)
鼻を突く アスファルトを蒸したような匂いと
(どこかききおぼえのあるせみのこえがした)
どこか聞き覚えのある 蝉の声がした