黄昏の碑文
いつかパロディモードのやつも作りたいと思っていますww
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問題文
(ゆうぐれりゅうをもとめてたびだちしかげもつものいまだかえらず)
夕暮竜を求めて旅立ちし影持つ者、未だ帰らず
(だっくのかまどめいどうしだっくのじょうおうへるばついにきょへいす)
ダックの竈(かまど)鳴動し闇(ダック)の女王ヘルバ、ついに挙兵す
(りょーすのおうあぺいろんこおうしてりょうしゃにじのたもとにまみゆ)
光(リョース)の王アペイロン、呼応して両者、虹のたもとにまみゆ
(ともにたたかうはいまわしきなみ)
共に戦うは忌まわしき"波"
(あるばのみずうみにえたちりょーすのたいじゅたおる)
アルバの湖煮え立ちリョースの大樹、倒る
(すべてのちからあるけけるんのしんでんにしずくとなり)
すべての力、アルケ・ケルンの神殿に滴となり
(かげをもたざるもののよきょむにきす)
影を持たざるものの世、虚無に帰す
(ゆうぐれりゅうをもとめてたびだちしかげもつものとわにかえらず)
夕暮竜を求めて旅立ちし影持つ者、永久に帰らず
(まがまがしきなみのなぜにしょうぜしかをしらず)
禍々しき波の何故に生ぜしかを知らず。
(せいしんのめぐりてのちひがしのそらくらくたいきにかなしみみちるとき)
星辰の巡りて後、東の空昏(くら)く大気に悲しみ満ちるとき
(わかつもりのはてじょうみょうのもののちよりなみくるさきがけあり)
分かつ森の果て、定命の者の地より、波来る先駆けあり
(ゆくてをしっくするはすけぃす)
行く手を疾駆するはスケィス
(しのかげをもちてこばみしものをそうとうす)
死の影を持ちて、拒みしものを掃討す
(わくらんのしんきろうたるいにす)
惑乱の蜃気楼たるイニス
(いつわりのこうけいにてみるものをあざむきなみをたすく)
偽りの光景にて見るものを欺き、波を助く
(てんをますなみそのあたまにてくだけしたたりあらたなるなみのしゅつげんす)
天を摩す波、その頭にて砕け、滴り新たなる波の出現す
(こはめいがすのちからなり)
こはメイガスの力なり
(なみのおとなうところきぼうのひかりうせうれいとていかんのしはいす)
波の訪なう所希望の光失せ、憂いと諦観の支配す
(くらきみらいをかたりしものふぃどへるのわざなるかな)
暗き未来を語りし者フィドヘルの技なるかな
(まがまがしきなみにのまれしときさくをめぐらすはごれ)
禍々しき波に呑まれしとき策をめぐらすはゴレ
(あまきわなにてかいじゅうせしはまは)
甘き罠にて懐柔せしはマハ
(なみしょうけつをきわめのがれうるものなし)
波、猖獗(しょうけつ)を極め、逃れうるものなし
(たといのがれたにおもえどもたるヴぉすありき)
仮令(たとい)逃れたに思えどもタルヴォス在りき
(いやまさるかこくさにてそのものをほろぼす)
いやまさる過酷さにてその者を滅す
(そはへんぽうのげきれつさなり)
そは返報の激烈さなり
(かくてなみのせにのこるはきょむのみ)
かくて、波の背に残るは虚無のみ
(うつろなるやみのおくよりこるぺにくくるとなむ)
虚ろなる闇の奥よりコルペニク来るとなむ
(さればなみとてもそがさきがけなるか)
されば波とても、そが先駆けなるか
(なみにじゅうりんされしむぎばたけにせをむけてかげもつむすめのつぶやきける)
"波"に蹂躙されし麦畑に背を向けて影持つ娘のつぶやきける
(きっときっとかえるゆえ)
"きっと、きっと帰るゆえ"
(されどむすめはしらざるなり)
されど、娘は知らざるなり。
(たびじのはてにまつしんじつを)
旅路の果てに待つ真実を。
(かのじょらのちのとこしえにうしなわれしを)
彼女らの地の常しえに喪われしを
(ゆびがつきをしめしたときはるかなるものゆびさきをみん)
指が月を示したとき、遥かなる者、指先を見ん
(けいのかいへんあたわず)
系の改変、能わず
(われらそのきかいをすでにしっしてあり)
我ら、その機会をすでに失してあり
(のこされしときのあまりにすくなきゆえにわれらみちをあやまてり)
残されし刻の、あまりに少なきゆえに我ら道を過てり
(いまにしておもう)
今にして思う
(われらがなすべきはけいのへんこうにあらず)
我らが成すべきは、系の変更にあらず
(このへんかなりしかと)
個の変化なりしかと
(てんをますなみしかいをおおいてあまりあり)
天を摩す"波"視界を覆いて余りあり。
(へんざいするちからにこうすべくもなくかげなきものたちただたんそくす)
遍在する力に抗すべくもなく、影なきものたち、ただ嘆息す。
(なにゆえになみなるか)
なにゆえに"波"なるか。
(せめてどとうのひとつもあればいっしむくいんものを)
せめて怒涛のひとつもあれば一矢報いんものを
(りゅうこつさんみゃくをこえしおり)
竜骨山脈を越えしおり
(いちどうじんごをかいするさるにであう)
一同、人語を解する猿に出会う。
(そのさるとうていわく)
その猿問うていわく、
(なんじにつきまとうものあり)
"汝につきまとうものあり
(そのものおよそなんじにはたえがたくうけいれがたきものなり)
そのもの、およそ汝には耐えがたく受け入れがたきものなり。
(されどなんじとはふかぶんの)
されど、汝とは不可分の
(そのもののなをとなえよと)
そのものの名を喝(とな)えよ"と
(あおざめたうまのしっくするがごとくにみえざるえきびょうのかぜきょうかいをこえゆく)
「蒼ざめた馬の疾駆するがごとくに見えざる疫病の風、境界を超えゆく。
(あびきょうかんどうこくのこえしゅらちまたにあふるる)
阿鼻叫喚、慟哭の声、修羅、巷に溢るる。
(のがれうるすべなくうしなわれしもののかえることあらざる)
逃れうるすべなく、喪われしものの還ることあらざる。
(ときのながれはふかぎゃくなればなり)
時の流れは不可逆なればなり」
(みかんなこころはどこへいくのか)
未完な心はどこへ行くのか
(それをもとめるたびびとはかみがみとであう)
それを求める旅人は神々と出会う
(かみのこころはかげをうみ)
神の心は影を生み
(またひかりをもうむ)
また光をも生む
(ひかりのなはあうら)
光の名はアウラ
(かげのなはあるあ)
影の名はアルア
(たびびとはであい)
旅人は出会い
(そしてこいをする)
そして恋をする
(それはけっしてむすばれぬこい)
それは決して結ばれぬ恋
(かのじょたちはかみ)
彼女達は神
(このせかいはかのじょたちのはこにわ)
この世界は彼女達の箱庭
(たびびとはそれでもつよくねがう)
旅人はそれでも強く願う
(けれどもそのねがいはとどかずたびびとはころされる)
けれどもその願いは届かず旅人は殺される
(かのじょはなく)
彼女は泣く
(そのなみだはおおきなみずうみとなり)
その涙は大きな湖となり
(なきつかれたかのじょはみずうみのしまとなった)
泣き疲れた彼女は湖の島となった
(いつのまにかしまにはしんでんがたち)
いつの間にか島には神殿が建ち
(ふしぎなせかいへとかわる)
不思議な世界へと変わる
(かのじょはいまもなをたびびとのかえりをまっている)
彼女は今もなを旅人の帰りを待っている
(えいえんに)
永遠に
(ときはながれひとはねむる)
時はながれ人は眠る
(せいはしへ)
生は死へ
(そこにはぜつぼう)
そこには絶望
(そこにはやみ)
そこには闇
(せいへのかがやきはかのじょをかなしませる)
生への輝きは彼女を悲しませる
(かみのなみだはえいえん)
神の涙は永遠
(かのじょのなみだもえいえん)
彼女の涙も永遠
(とおいじかんがたち)
遠い時間がたち
(ひとはほろび)
人は滅び
(そしてまたたんじょうす)
そしてまた誕生す
(さらにじかんがながれてあるたびびとがこのしんでんをおとずれる)
さらに時間が流れてある旅人がこの神殿を訪れる
(ひるはよるへ)
昼は夜へ
(ひかりはやみへ)
光は闇へ
(たびびとはなにをもとめる)
旅人は何を求める
(そしてかのじょはゆっくりとめをさます)
そして彼女はゆっくりと目を覚ます
(しょうじょはめざめ)
少女は目覚め
(たびびとはおどろく)
旅人は驚く
(しょうじょのひとみ)
少女の瞳
(おうごん)
黄金
(たびびとのひとみもまたおうごん)
旅人の瞳もまた黄金
(おたがいにうつるそのすがた)
お互いに映るその姿
(にていてちがうもの)
似ていて違うもの