Ondine／Lyolite

(あおいきおくかがやいたしゅんかんはとうにすぎさって)

青い記憶 輝いた瞬間は疾うに過ぎ去って

(きづけばみちまだどれだけつづいてる？みえないしゅうちゃく)

気づけば路まだどれだけ続いてる?見えない終着

(うつろうせかいうつくしさなどすぐあせてゆくの)

移ろう世界 美しさなどすぐ褪せてゆくの

(あなたがみつけてくれなきゃくすむたましい)

貴方が見つけてくれなきゃ 燻む魂

(こわくはないの？あせりはないの？)

怖くはないの?焦りはないの?

(ひとなんて)

人間なんて

(１００ねんぽっちのせい)

100年ぽっちの生

(とおくひかるみなもしずむてのばしておぼれてゆく)

遠く光る水面 沈む手伸ばして 溺れてゆく

(あいしたゆめむすんだきずなさえほころんでく)

愛した夢 結んだ絆さえ 綻んでく

(”いま”というときのなかでいきるわたしをとわにして)

"今"という時の中で生きる 私を永遠にして

(さきのみらいはそうぞうしたくもないの)

先の未来は 想像したくもないの

(こうふくなおもいでだけこのむねにぬいつけて)

幸福な思い出だけ この胸に縫い付けて

(くちてくはなみむきもしないで)

朽ちてく花 見向きもしないで

(ちいさくなるそのうしろすがた)

小さくなる その後ろ姿

(こうふくだけおきざりにして)

幸福だけ 置き去りにして

(やくそくなどもうわすれた)

約束など もう忘れた

(ちかすぎてみえないしあわせのかたちこわれてゆく)

近すぎて見えない 幸せのカタチ 壊れてゆく

(あたたかいゆめいまさらおそいよね？うつむいてく)

温かい夢 今更遅いよね？ 俯いてく

(”いま”というときは２どともどらないすぎさりしひのかげ)

"今"という時は2度と戻らない 過ぎ去りし日の影

(うしなってはじめてきづいたあなたはもういない)

失って初めて 気づいた 貴方はもう居ない

(はなれてくのならうつろってくなら)

離れてくのなら 移ろってくなら

(とわにわたしを”いま”にとじこめて)

永遠に私を "今"に閉じ込めて

(かわりたくないおわりたくない)

変わりたくない 終わりたくない

(それならもういっそ「わすれてしまえばいい」)

それならもういっそ 「忘れてしまえばいい」

(とおくひかるみなもしずむてのばしておぼれてゆく)

遠く光る水面 沈む手伸ばして 溺れてゆく

(あいしたゆめむすんだきずなさえほころんでく)

愛した夢 結んだ絆さえ 綻んでく

(”いま”というときのなかでいきるわたしたちはとわに)

"今"という時の中で生きる 私たちは永遠に

(こおったはなのようにうつくしさだけのこして)

凍った花のように美しさだけ残して

(こうふくなおもいでだけさぁ．．．むねにしまって)

幸福な思い出だけ さぁ...胸にしまって