愛迷エレジー

(どうやらなきすぎたみたいときみはわらう)

「どうやら泣きすぎたみたい」とキミは笑う

(どうにもわらえないこうにもわらえないよ)

どうにも笑えない。こうにも笑えないよ。

(たぶんうらたぶんあたしのとあることばのせい)

たぶん、裏たぶん　アタシのとある言葉のせい

(いやきのせいのうのみそもあきれてます)

いや、気のせい？　…脳の味噌も呆れてます。

(そろそろたすけようかきょうふもひきつれてさ)

そろそろ助けようか　恐怖も引き連れてさ

(ぞうきんしぼるようにゆうきもあれしちゃおう)

雑巾絞るように　勇気もアレしちゃおう

(だけどさこわいんだよがたがあしあしだよ)

だけどさ怖いんだよ　ガタがアシアシだよ

(ふらふらでそのままおちる)

フラフラで　そのまま堕ちる

(おぼれるのがこわかったの)

溺れるのが怖かったの

(えらこきゅうなどできないから)

エラ呼吸などできないから

(きみがたてるそのはもんにゆられよって)

キミが立てるその波紋に揺られ酔って

(にげようとあがいてた)

逃げようと足掻いてた

(なんとかにげだしてむおんでごめんをいう)

なんとか逃げ出して　無音で「ごめん」を言う

(これでだいまんぞくいいわけはこれにしよう)

「これで大満足」言い訳はこれにしよう

(いっぽまたいっぽときみからはなれるたび)

一歩、また一歩と　キミから離れるたび

(あわのようにうかぶふたりのあわいえがお)

泡のように浮かぶ　二人の淡い笑顔

(やっぱたすけるよにげないから)

やっぱ助けるよ　逃げないから

(あたしのいきあげる)

アタシの息あげる

(そうあいたいのちゅーあいたいです。)

そう、相対のチュー　会いたいです。

(ふたつのいきで)

二つの息で○○

(さてとびこむよんでのみこむよ)

さて飛び込むよ　んで飲み込むよ

(そのかなしみすべて)

その悲しみ全て

(さあいきをとめて)

さあ息を止めて

(ついでにふたりのときもとめて)

ついでに二人の時も止めて（笑）

(あふれるならこぼれるなら)

溢れるなら　零れるなら

(このあたしがそのなみだを)

このアタシが　その涙を

(のみほそうかそうしようか)

飲み干そうか　そうしようか

(みずぶとりはきにしないけど)

水太りは　気にしないけど

(しおからいのはちとつらいな)

塩辛いのは　ちと辛いな

(だってあたしあまとうだし)

だってアタシ　甘党だし

(だからきみのあまいあいが)

だからキミの　甘い愛が

(またほしいからめをさましてほしいな)

また欲しいから　目を覚まして欲しいな

(およぐえれじー)

泳ぐエレジー