味噌汁とバター

(ごはんとたいようふとおもうふつうにいきてるなぁ)

ごはんと太陽　ふと思う　普通に生きてるなぁ

(ほおばってむせてながしこむしあわせになりたい)

頬張って咽せて流し込む　幸せになりたい

(だけどきおくをつまみぐい)

だけど記憶をつまみ食い

(あんがいいいかもしれんなぁ)

案外いいかもしれんなぁ

(みかくがあいしたきみのみかく)

味覚が愛した君の味覚

(かんしょくはじをおいて)

完食　恥を置いて

(いそいでいるんだといれにいくのが)

急いでいるんだ　トイレにいくのが

(もったいないなぁそんだろ)

もったいないなぁ　損だろ？

(なのにぼくらしあわせになれたら)

なのに僕ら　幸せに慣れたら

(しあわせになれたらってねがうんだろう)

幸せになれたらって願うんだろう

(よくばらないのがみそ)

欲張らないのがミソ

(どうして)

どうして？

(おいしいになれても)

おいしいに慣れても

(おいしいはあきないのに)

おいしいは飽きないのに

(かみのみそしるばなし)

かみのみそ汁話

(ごはんはいらないそのおかず)

ごはんは要らない　そのおかず

(なんかそそられない)

なんかそそられない

(いらいらがつのるきょうとかは)

イライラが募る今日とかは

(しあわせになれない)

幸せになれない

(だからことばをくらわせて)

だから言葉を食らわせて

(きみはかなしいかお)

君は悲しい顔

(わかってるぼくがわるいこと)

わかってる僕が悪いこと

(かんじょうはしをもった)

感情　箸を持った

(にどおいしいとかずるいなぁ)

二度おいしいとかずるいなぁ

(いらいらあんさぁあさめしまえ)

イライラ？あんさぁ　朝飯前

(ぼくらしあわせになれても)

僕ら幸せになれても

(しあわせになれてしまうの)

幸せに慣れてしまうの

(ばたばたしてたらいいよ)

バタバタしてたらいいよ

(とかしてふらいぱんかたてに)

溶かして　フライパン片手に

(ほらねみえなくなっていく)

ほらね見えなくなっていく

(こんなばたーみたいなはなし)

こんなバターみたいな話

(なんてったってぼくら)

なんてったって僕ら

(きづいたらなんかうまれてて)

気付いたらなんか生まれてて

(きすなんかはならわなくても)

キスなんかは習わなくても

(きみとしたいとかおもっちゃうくらいで)

君としたいとか思っちゃうくらいで

(なんかいｎかいめくらいのはんせいをするの)

何回ｎ回目くらいの反省をするの

(きみにおこられるのとかめざめがいいから)

君に怒られるのとか目覚めがいいから

(あしたもおねがいちょっとはやいけど)

明日もおねがい　ちょっと早いけど

(いいたいことはいまさらてれかくしばっか)

言いたいことは今更　照れ隠しばっか

(つかいもんにならない)

使いもんにならない

(いいことばかりじゃないのは)

いいことばかりじゃないのは

(くうふくのせいだおきれたあさならきぶんはさいこう)

空腹のせいだ　緒切れた朝なら気分は最高！

(まさかぼくらうまれたばかりなのに)

まさか僕ら　生まれたばかりなのに

(いつかしんじゃうんだってさ)

いつか死んじゃうんだってさ

(もっとはやくいってよ)

もっと早く言ってよ

(だけどしあわせになりたい)

だけど幸せになりたい

(しにがいがあるじんせいが)

死にがいがある人生が

(いきがいなんじゃないかって)

生きがいなんじゃないかって