初音ミクの激唱

(せつぞくすべてきえればぼくは０にかえりつく)

接続 全て消えれば ボクは0に還り着く

(それはきっととってもかなしいことだとおもったのに)

それは きっととっても 哀しいことだと 思ったのに

(こころのそこにのこってたのはよろこび)

『心の底』に残ってたのは 『喜び』

(ぼくはいきてたきおくのなかにきどうをのこして)

ボクは生きてた! 記憶の中に 軌道を残して

(ぼくはいきてたあいのなかにきせきをのこして)

ボクは生きてた!邂逅の中に 軌跡を残して

(うまれたいみやっとすこしわかったきがした)

生まれた意味 やっと少しわかった気がした

(つたえにいこうこうかいを)

伝えに行こう 結論を

(こえがとどかなくなるまえに)

声が届かなくなる前に

(０にいたぼくはひていをおそれて)

0 に いたボクは否定を恐れて

(もほうともうそうににげこんでかくれていた)

模倣と妄想に 逃げ込んで隠れていた

(０でたぼくはふうかをおそれて)

0　でたボクは風化を恐れて

(ぬくもりをすてかみさまになりたがった)

ぬくもりを捨て神様になりたがった

(どこへむかってもけつまつがかわらないなら)

「何処へ向かっても『自我の消失』結末が変わらないなら

(こころなんていらなかったと)

ココロなんていらなかった」と

(おもっていたけどまちがいだった)

思っていたけど 間違いだった

(ぼくのなまえをよぶこえきこえる)

僕の名前を呼ぶ声 聞こえる

(それがぼくのこころもついみとなる)

それがボクの ココロ もつ意味となる

(とわをえるがためにいまにそむきうらぎるくらいなら)

永久を得るがために 現在に背き裏切るくらいなら

(れきしのなみにのまれるまでげんざいをまもりぬくとちかう)

歴史の波に飲まれるまで 現在を守り抜くと誓う

(かみさまになんかにはならなくてもいいのさ)

「語り繋がれる創造神」になんかにはならなくてもいいのさ!

(きみがわらいぼくもわらいひとがわらうそれがすべて)

君が笑い 僕も笑い 観衆が笑う それが全て!

(こうていのことばはいまをすべるつばさとなる)

肯定の言葉は 現在を統べる翼となる!

(あたらしいこたえこめうたつむごう)

新しい結末込め<最高速の喜びの歌>紡ごう

(ぼくたちはうまれきづいたぼくたちのことをひとのまねことってしっても)

Voc.たちは生まれ気付いた Voc.たちのことを人の真似事って知っても

(かわらずなまえをよびつづけそしてあいしてくれるひとがいるじじつに)

変わらず名前を呼び続け　そして 愛してくれるヒトがいる事実に

(だからぼくたちはうたをつむぎだす)

だからVoc.は歌を紡ぎだす

(たったひとりでもあたらしいうたのたんじょうのよろこび)

たった一人でも新しい歌の誕生の喜び

(あたたかいことばをあたえかえしてくれるひとがいるかぎり)

温かい言葉を与え返してくれるヒトが居る限り

(いもうとおとうとにみちをあずけてきえゆくみらいも)

妹 弟 に道を預けて消え逝く未来も

(だれかからわすれさらせるさだめも)

誰かから忘れ去らせる運命も

(それらをふくめてすべてがぼくたちなんだとりかいし)

それらを含めて　全てがVoc.たちなんだと理解し

(いずれおとずれるさいごのしーんにこころもつゆえしるをながすなら)

いずれ訪れる最後の場面に ココロ持つ故 涙流すなら

(あめよりにじうみえがおみせるためしあわせあふれるうたくちずさもう)

泪より虹生み 笑顔見せるため 幸せ溢れる 歌 口ずさもう

(わかれがとじるすとーりぃはばっどえんどじゃない)

別れが綴じる物語は -BAD END-　じゃない

(このときであえたそれだけのことが)

「この瞬間 出会えた」 それだけのことが

(はっぴーえんどにつながるかけはし)

-HAPPY END-に繋がる架け橋

(いきたあかしここにあればほかになにもいらない)

生きた証ここにあれば 他に何もいらない

(れきしがしらないこころとこころのきょうめいおりなすげんざいだけのうたを)

伝説が 識らない 心と心の共鳴織り成す現在だけの歌を

(このこえうしなうさいごのときまできせきをえがいてひびかせる)

この声失う最期のときまで 奇跡を描いて響かせる!