逡巡、踊り場にて
作曲:卯花ロク
編曲:卯花ロク
絵:ミツ蜂 (Twitter)
唄:初音ミク
曲紹介
恋は懊悩
曲名:『逡巡、踊り場にて』(しゅんじゅん、おどりばにて)
卯花ロク氏の25作目。
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歌詞(問題文)
(かねがなりやむとどうじによばれたわたしのなまえ)
鐘が鳴り止むと同時に呼ばれた私の名前
(みあげたさきのあなたいたずらっぽくわらって)
見上げた先のあなた イタズラっぽく笑って
(ふたりでいつものばしょへかたほうのてをひかれて)
二人でいつもの場所へ 片方の手を引かれて
(てあせがきになるなんておもいもしなかった)
手汗が気になるなんて思いもしなかった
(なかがいいともだちそれでよかったのに)
仲が良い友達 それでよかったのに
(それいじょうのものをのぞんでしまいました)
それ以上のものを望んでしまいました
(なにげないやさしさがきれいなそのまなざしが)
何気ない優しさが 綺麗なその眼差しが
(もうどくだってりかいをしたときにはておくれだった)
猛毒だって理解をした時には手遅れだった
(じょうずにわらえてるかなきづかれてはいないかな)
上手に笑えてるかな? 気づかれてはいないかな?
(あぁねつがでちゃいそうだ)
あぁ 熱が出ちゃいそうだ
(きづかないでとねがうばかり)
気づかないでと願うばかり
(はいごからのぞくひざしりのりうむゆかをてらし)
背後から覗く日差し リノリウム床を照らし
(ひるやすみのひとときおどりばもたれあって)
昼休みのひと時 踊り場 もたれ合って
(おべんとうののこりかもじょうげからのさわがしさも)
お弁当の残り香も 上下からの騒がしさも
(きにならないくらいにこどうははやまった)
気にならないくらいに鼓動は早まった
(たまたまおそろいになっただけなのに)
たまたまお揃いになっただけなのに
(それをやましいとおもってしまいました)
それを疾しいと思ってしまいました
(やわらかなにおいがすずのおとのようなこえが)
やわらかな匂いが 鈴の音のような声が
(きゃしゃなこのおもいをまわたでしめつけてく)
華奢なこの想いを真綿で締め付けてく
(かいわをとめちゃだめだめせんをあわせなきゃだめだ)
会話を止めちゃダメだ 目線を合わせなきゃダメだ
(あぁこぼれておちそうだ)
あぁ 零れて落ちそうだ
(もちこたえてといのるばかり)
持ち堪えてと祈るばかり
(ごふんまえのちゃいむがまほうのじかんをといた)
五分前のチャイムが魔法の時間を解いた
(きょうしつにかえらなきゃでもたちあがれないな)
教室に帰らなきゃ でも立ち上がれないな
(さしだされたてのひら)
差し出された手のひら
(ほらとよびかけたあなた)
ほら と呼びかけたあなた
(あぁなんてずるいひとだ)
あぁ なんてずるい人だ
(そのてをにぎったわたし)
その手を握った私
(ひんやりしたひだりてがあわせてくれるそくどが)
ひんやりした左手が 合わせてくれる速度が
(かわらないはなしがちかいのにずっととおいよ)
変わらない話が 近いのにずっと遠いよ
(こんなきもちがなければちかくにいられたのかな)
こんな気持ちが無ければ近くにいられたのかな
(あぁすててしまえたなら)
あぁ 捨ててしまえたなら
(ふたりこのままだったのに)
二人このままだったのに
(あぁすてられないようだ)
あぁ 捨てられないようだ
(いつかこまらせてしまうのに)
いつか困らせてしまうのに