soup

(むこうぎし)

向こう岸

(ぜつぼうのないふをもっていた)

絶望のナイフを持っていた

(そうおもっていた)

そう思っていた

(そこでぜつみょうなあいずをもっていた)

そこで絶妙な合図を持っていた

(そうまっていたんだ)

そう待っていたんだ

(のーとにかきためた)

ノートに書き溜めた

(さいけなぽっぷすはふあんていで)

サイケなポップスは不安定で

(のどをからしてもなぜかうたっていた)

喉を枯らしてもなぜか歌っていた

(いみはなかったようだ)

意味はなかったようだ

(めでみてきこえためろでぃー)

目で観て聴こえたメロディー

(ばらまけどくまでも)

ばら撒け毒までも

(きみがいないせかいすきになりたい)

君がいない世界好きになりたい

(きみがいないせかいすきになりたい)

君がいない世界好きになりたい

(きみがいないせかいすきになるまで)

君がいない世界好きになるまで

(むこうぎし)

向こう岸

(ぼくはまだあいずをまっていた)

僕はまだ合図を待っていた

(うんざりだった)

うんざりだった

(ひびにあきあきだ)

日々に飽き飽きだ

(ぜんぶわかっていた)

全部分かっていた

(きみじゃなかったようだ)

君じゃなかったようだ

(めでみてきこえためろでぃー)

目で観て聴こえたメロディー

(ばらまくどくまでも)

ばら撒く毒までも

(きみがいないせかいすきになりたい)

君がいない世界好きになりたい

(きみがいないせかいすきになりたい)

君がいない世界好きになりたい

(きみがいないせかいすきになるまで)

君がいない世界好きになるまで

(きみがいないせかいすきになりたい)

君がいない世界好きになりたい

(きみがいないせかいすきになりたい)

君がいない世界好きになりたい

(きみがいないせかいすきになるまで)

君がいない世界好きになるまで

(すきになるまで)

好きになるまで

(きみがいないせかいすきになれない)

君がいない世界好きになれない

(きみがいないせかいすきになりたい)

君がいない世界好きになりたい

(きみがいないせかいすきになるまで)

君がいない世界好きになるまで

(きみがいないせかいすきになりたい)

君がいない世界好きになりたい

(きみがいないせかいすきになりたい)

君がいない世界好きになりたい

(きみがいないせかいすきになるまで)

君がいない世界好きになるまで

(きみがいないものたりないとどかない)

君がいないもの足りない届かない

(ひびかせてよわすれたくないほど)

響かせてよ忘れたくないほど

(やさしいどくだよ)

優しい毒だよ

(むこうぎし)

向こう岸

(るすばんなまいにちもっていた)

留守番な毎日持っていた

(そうまっていたんだ)

そう待っていたんだ

(すーぷにかきまぜてあいをくばっていた)

スープにかき混ぜて愛を配っていた

(いみはなかったようだ)

意味はなかったようだ