泡沫夜 最後の約束　初音ミク

(さよならをつげたあのひとおなじよに)

サヨナラを告げた あの日と同じ夜に

(このてでいますべてをさぁこわすの)

この手で今 全てをさぁ 壊すの

(きみのてににぎられたさいごのやくそくを)

君の手に握られた最期の約束を

(ここでいまはたすの)

此処で今 果たすの

(いつもおなじけしきくらいくらいよるをあるく)

いつも同じ景色 くらいくらい夜を歩く

(すべてもうわかってたきみはもういないことにねぇ)

全てもう解ってた 君はもう居ないことに ねぇ

(あおいゆめのひびはそっとぽけっとにしまって)

碧い夢の日々は そっとポケットに仕舞って

(きえてしまわないよに)

消えてしまわないよに

(わすれてしまわないよに)

忘れてしまわないよに

(きづいたときにはもうじかんぎれで)

気づいた時には もう時間切れで

(さめないゆめをずっとみていたくて)

さめない夢を ずっと見ていたくて

(めをそらしつづけただけどもうおしまい)

目をそらし続けた だけどもうおしまい

(ふたりのよるがあけるいま)

二人の夜が明ける 今

(さよならをつげたあのひとおなじように)

サヨナラを告げた あの日と同じ様に

(このてでいますべてをさぁこわすの)

この手で今 全てをさぁ 壊すの

(きみのてににぎらせたさいごのやくそくを)

君の手に握らせた最期の約束を

(ここでいまはたすの)

此処で 今 果たすの

(いつもちがうけしきくらいくらいよるがあける)

いつも違う景色 くらいくらい夜が明ける

(やくそくはいまでもふたりのそんざいしょうめい)

約束は今でも 二人の存在証明

(ずっとさがしていたいみなんてのはなくて)

ずっと探していた 意味なんてのは無くて

(いっそいきをとめてうたかたにとけてしまおうか)

いっそ息を止めて 泡沫にとけてしまおうか

(まちがいだとかせいかいだとか)

間違いだとか 正解だとか

(おもうたびになきたくなるひとり)

想う度に 泣きたくなる 独り

(「いっそこんなせかいならすべてほうりだしてさ？」)

「いっそこんなセカイなら 全て放り出してさ？」

(ほらまたよるにのまれてく)

ほらまた 夜にのまれてく

(さよならをつげたきみとおなじように)

サヨナラを告げた 君と同じ様に

(わらっていますべてをたちきるの)

笑って 今 全てを断ち切るの

(おわりのよるなくしたさいごのやくそくを)

終わりの夜無くした最期の約束を

(ここでいまやぶるの)

此処で 今 破るの

(きづいたときにはもうえんどろーる)

気づいた時には もうエンドロール

(さめないゆめはうたかたにとける)

さめない夢は 泡沫にとける

(よるのそらはたかくきみのまえをあるく)

夜の空は高く 君の前を歩く

(ふたりのよがおわるいま)

二人の世が終わる 今

(さよならをつげたつめたいしおかぜ)

サヨナラを告げた つめたい汐風

(ふたりだけおわるせかいにさよならを)

二人だけ 終わる世界にサヨナラを

(きみをおいてひかるうたかたのやくそくと)

君を置いて光る泡沫の約束と

(ここでいまきえる)

此処で 今 消える

(「いかないで！」とつげたもうなにもいらない)

「いかないで！」と告げた もう何もいらない

(おおつぶのなみだがあふれてく)

大粒の涙が溢れてく

(きみのゆびにとおしたさいごのやくそくと)

君の指に通した最期の約束と

(ともにいまおわるの)

ともに 今 終わるの