光より早く飛ぶロケット

(きのうみたえいがすでにもうおぼろげ)

昨日見た映画すでにもうおぼろげ

(４じかんいじょうねてもからだはｓｏｓ)

4時間以上寝ても身体はSOS

(あいでんてぃてぃはまどろむ)

アイデンティティはまどろむ

(あたかもべるとこんべあーにのった)

あたかもベルトコンベアーに乗った

(しゅっかまちのおもちゃ)

出荷待ちのおもちゃ

(よるはあざやかなけんそうにあけくれて)

夜は鮮やかな喧騒に明け暮れて

(ぼくはそののいずかこまれくうそうする)

僕はそのノイズ囲まれ　空想する

(きままにかぜまかせにうかぶ)

気ままに風任せに浮かぶ

(しろいくもするりとぬけ)

白い雲　するりと抜け

(なにものにもとらわれることないそらへ)

なにものにもとらわれることない　宙へ

(くらくしょんはいきがすねおん)

クラクション　排気ガス　ネオン

(しがらみたちみおろして)

しがらみ達見下ろして

(ひかりよりはやくとぶろけっと)

光よりはやく飛ぶロケット

(ゆめのかけらばらまいた)

夢の欠片ばらまいた

(ぼくはてをふる)

僕は手を振る

(ここにいるよ)

ここにいるよ

(ふあんでふあんていなるいせんばかになる)

不安で不安定な涙腺バカになる

(ぷらっとふぉーむにひびくむきしつなこえ)

プラットフォームに響く無機質な声

(ふいにふきぬけるかぜがほほをなでる)

ふいに吹き抜ける風が頬をなでる

(まちのものろーぐはこんでくゆうぐれ)

街のモノローグ運んでく夕暮れ

(じゆうもとめていくふじゆう)

自由求めていく不自由

(しらぬまにくりかえして)

知らぬ間に繰り返して

(いつのまにかたどりついたせまいばしょで)

いつのまにかたどり着いた狭い場所で

(ただよあけまちつづけてたら)

ただ夜明け待ち続けてたら

(いたがりやになったぼく)

痛がり屋になった僕

(だれにもきづかれないよう)

誰にも気づかれないよう

(しずかにひとりないてるよ)

しずかに一人泣いてるよ

(じぶんらしさのうつわのなか)

自分らしさの器の中

(いまでもすきとおるぴゅあなこころ)

今でも透き通るピュアな心

(またくうそうする)

また空想する

(きままにかぜまかせにうかぶ)

気ままに風任せに浮かぶ

(しろいくもするりとぬけ)

白い雲　するりと抜け

(なにものにもとらわれることないそらへ)

なにものにもとらわれることない　宙へ

(くらくしょんはいきがすねおん)

クラクション　排気ガス　ネオン

(しがらみたちみおろして)

しがらみ達見下ろして

(ひかりよりはやくとぶろけっと)

光よりはやく飛ぶロケット

(ゆめのかけらばらまいた)

夢の欠片ばらまいた

(ぼくはてをふる)

僕は手を振る

(ここにいるよ)

ここにいるよ