ないことば（歌詞打ち）

(たがいにかんちがいってきらいになったり)

互いに勘違って嫌いになったり

(たあいないかいわでたがいになったり)

他愛ない会話で違いになったり

(ささいなみらいにばっかりきたいしてしまったり)

些細な未来にばっかり期待してしまったり

(みんながこえてくかべがおおきかったり)

みんなが越えてく壁が大きかったり

(あたりまえがきみにはいじょうだったり)

当たり前が君には異常だったり

(いいたいことはすでにだれかにいわれてたり)

言いたいことはすでに誰かに言われてたり

(ずっとわんまんでもんもんしたきもち)

ずっとワンマンで悶々した気持ち

(ぼうぼうたるふかいうみで)

茫々たる深い海で

(おうおうにしてあるそうぞうにみをゆだねて)

往々にしてある創造に身を委ねて

(ないことばでつたえたいことがね)

ないことばで伝えたいことがね

(じぶんなりのおとやこえでひびいていくんだ)

自分なりの音や声で響いていくんだ

(なきごとだって)

泣き言だって

(つたないおもいだって)

拙い思いだって

(じぶんのなかにある)

自分の中にある

(ほんとうのじぶんじしんだから)

本当の自分自身だから

(みえてないだけでほんとうはあったり)

見えてないだけでほんとうはあったり

(そこにあるようでじつはうそだったり)

そこにあるようで実は嘘だったり

(さんかくでもまるでもないろくでもない)

サンカクでもマルでもないロクでもない

(ばつだらけのとうあんようしには)

バツだらけの答案用紙には

(おおぎりじゃないほんすじがあるからさ)

大喜利じゃない本筋があるからさ

(かなしみもまちがいもゆるせるひでうわがきして)

悲しみも間違いも許せる日で上書きして

(ないことばでここじゃないどこかへ)

ないことばでここじゃないどこかへ

(かこやみらいじゃいえないいまこのこえがひびいていくんだ)

過去や未来じゃ言えない今この声が響いていくんだ

(ありがたいことだって)

ありがたいことだって

(くだらないことだって)

くだらないことだって

(じぶんのなかにあるたいせつなじぶんじしんだから)

自分の中にある大切な自分自身だから

(こえだけじゃないしんどうで)

声だけじゃない振動で

(これだけじゃないしんぞうをこえて)

これだけじゃない心像を超えて

(せかいへいんぽーとしていこうよ)

世界へインポートしていこうよ

(ないことばで)

ないことばで

(つたえたいことがね)

伝えたいことがね

(じぶんなりのおとやこえでひびいていくんだ)

自分なりの音や声で響いていくんだ

(なきごとだって)

泣き言だって

(つたないおもいだって)

拙い思いだって

(じぶんのなかにあるほんとうのじぶんじしんだから)

自分の中にある本当の自分自身だから

(ことばじゃないところでさ)

言葉じゃないところでさ

(おとなじゃないこどもでもいられない)

大人じゃない子供でもいられない

(かたちのないこころでさ)

形のない心でさ

(ぼくはずっとまっているから)

僕はずっと待っているから