【艦これ】加賀岬

(このてによせるふくさしゅのいろこのめひらいてそのかおみれば)

この手によせる 袱紗 朱の色 この目ひらいて その顔見れば

(つばさたばねてはとうをこえてあげる)

翼束ねて 波濤を超えて あげる

(ゆびをからめてだきしめたならほのおのうみもこわくはないの)

指を絡めて 抱きしめたなら 炎の海も 怖くはないの

(つばさをはなちいくさのそらへかける)

翼を放ち 戦の空へ 駆ける

(わたしとあなたいかければそうおぼろづきよがきれいね)

私とあなた 射掛ければ そう 朧月夜が きれいね

(こんやのしょうぶはひくにひけないゆずれはしないおんなごころよねえ)

今夜の勝負は 退くに 退けない 譲れはしない 女心よ ねえ

(むねひめたおもいひとついいのよこのままこころがのこるのなら)

胸秘めた 想い一つ いいのよ このまま 心が残るのなら

(うみむかいねがいひとつひゃくまんごくのほこりよかがみさき)

海向かい 願い一つ 百万石の 誇りよ 加賀岬

(このゆびふれたゆがけぬくもりこころのこしてそのさきみれば)

この指ふれた ゆがけ 温もり 心残して その先見れば

(つばさたたんでみなとにむかいかえる)

翼畳んで 港に向かい 還る

(けんてきひっさつしんじょうなれどこころのすきもみせたくないの)

見敵必殺 心情なれど 心の隙も 見せたくないの

(わかづるたちもいくさのうみへはしる)

若鶴達も 戦の海へ 疾る

(いちのやにのやいかければそうがいしゅういっしょくけれども)

一の矢二の矢 射掛ければ そう 鎧袖一触 けれども

(こんどのしょうぶはゆだんできないできるはずないおんなごころよねえ)

今度の勝負は 油断 できない できるはずない 女心よ ねえ

(むねひめたおもいひとついいのよこのままなにかがのこるのなら)

胸秘めた 想い一つ いいのよ このまま 何かが残るのなら

(あかぎのやまにねがいひとつひゃくまんごくのいのりよかがみさき)

赤城の山に 願い一つ 百万石の 祈りよ 加賀岬

(わたしとあなたいかければほらさくらふぶきがきれいね)

私とあなた 射掛ければ ほら 桜吹雪が きれいね

(こんやのしょうぶもひくにひけないひけるはずないおんなごころよねえ)

今夜の勝負も 退くに 退けない 退けるはずない 女心よ ねえ

(むねひめたねがいひとついいのよこのままこころがのこるのなら)

胸秘めた 願い一つ いいのよ このまま 心が残るのなら

(わすれないねがいひとつひゃくまんごくのほこりよかがみさき)

忘れない 願い一つ 百万石の 誇りよ 加賀岬