東方人狼ゲーム#1−2
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一巻一巻が長いのよ
注)先に#1−1見ないといみふだと思うます
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【ルール】
・これは君たちの中に隠れている「狼」を当てるゲームである。
・参加者は毎晩21時に投票を行い、君たちの中の「狼」を当てる。
・参加者は自分に投票しても構わないが、既に食べられた参加者に投票することはできない。
・参加者が狼を当てた場合、君たち全員が開放される。
・参加者が狼の特定に失敗した場合、最多得票者が「狼」に食べられる。同数の場合は両方が食べられる。
・参加者全員が食べられた時点で、君たちの敗北となる。
・投票はバッジと投票箱を使って行う。集計と最多得票者の発表は朱雀が行う。
・20時10分以降、最多得票者以外の参加者は自室にいれば「狼」に襲われる心配はない。
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【禁止事項】
・参加者は参加者に対して暴力を行使してはならない。
・参加者はゲームが終わるまで洋館の外に出てはならない。
・参加者はゲームの進行を妨げてはならない。
・参加者は投票を20時5分までにしなければならない。
・投票は一日一票。投票の取り消しはできない。
・参加者は投票を毎日必ず行わなければならない。
※いずれかの禁止事項を破った場合、その参加者は「狼」に食べられる。
注)先に#1−1見ないといみふだと思うます
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【ルール】
・これは君たちの中に隠れている「狼」を当てるゲームである。
・参加者は毎晩21時に投票を行い、君たちの中の「狼」を当てる。
・参加者は自分に投票しても構わないが、既に食べられた参加者に投票することはできない。
・参加者が狼を当てた場合、君たち全員が開放される。
・参加者が狼の特定に失敗した場合、最多得票者が「狼」に食べられる。同数の場合は両方が食べられる。
・参加者全員が食べられた時点で、君たちの敗北となる。
・投票はバッジと投票箱を使って行う。集計と最多得票者の発表は朱雀が行う。
・20時10分以降、最多得票者以外の参加者は自室にいれば「狼」に襲われる心配はない。
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【禁止事項】
・参加者は参加者に対して暴力を行使してはならない。
・参加者はゲームが終わるまで洋館の外に出てはならない。
・参加者はゲームの進行を妨げてはならない。
・参加者は投票を20時5分までにしなければならない。
・投票は一日一票。投票の取り消しはできない。
・参加者は投票を毎日必ず行わなければならない。
※いずれかの禁止事項を破った場合、その参加者は「狼」に食べられる。
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問題文
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(見てない人は#1−1から見てね)(あ)
私が幽々子を庇うように立つと、朱雀は私が持つシャツを見た(あ)
朱雀「その服、毛が付いているのが分かるかな?」(あ)
ガイドさんのシャツには、確かに犬の毛のようなものがついていた(あ)
朱「狼の毛だ。彼はこの館に棲む狼に襲われた」(あ)
フラン「狼なんて『破壊』すれば… っ!?破壊できない…!」(あ)
朱「この館ではあらゆる能力を封じさせてもらっているよ。(あ)
空を飛ぶ、魔法を使う、死霊を操る…全て使えなくしてある」(あ)
朱「特に、君の能力が使えてしまうと、ゲームが成り立たないからね」(あ)
フラン「チッ…」(あ)
朱「話を戻すよ。この館には狼がいる。それを当てる遊びだ」(あ)
皆何も言わなかった(あ)
朱「では、これを見てもらおう」(あ)
朱雀がパラパラと、五通の手紙を放った(あ)
【全体ルール】(紹介文参照)(あ)
【禁止事項】(〃)(あ)
朱「この館に来た君たちの中に、大人を食べた狼が化けている。(あ)
それを当てることができたら君たちの勝ち。できなかったら……(あ)
狼の勝ちだ」(あ)
私達は頭が追いついていなかった(あ)
など
霊「意味がわからないわ」(あ)
霊夢が毅然とした顔で言い返した(あ)
霊「狼が人を食べた?それが本当なら飼い主のあなたの責任よ。(あ)
警察が来たら逮捕されると思うけど、逃げなくていいの?」(あ)
朱「そうだね。誰かが君たちを助けに来たら、私は困ったことになる」(あ)
では、と微笑みながら朱雀が窓を指差す(あ)
朱「誰も助けに来ないのなら、誰が私を裁くのかな?」(あ)
白い閃光が走り、近くに雷が落ちた。ビリビリと窓が震える(あ)
この天気ではヘリも飛べないし、道は土砂で塞がれている(あ)
霊夢が口を噤むと、代わりに幽々子が一歩前に出た(あ)
幽々「ねぇ、狼が人に化けるって、信じられないんだけど」(あ)
朱「ほう?」(あ)
幽々「だって、動物の狼でしょう?どうやって毛とか隠して、(あ)
どうやって人みたいに動くの?言葉とか喋れないわよね?」(あ)
朱「私が嘘を言っていると?そう思うなら禁止事項を破ってみるといい」(あ)
(禁止事項……)(あ)
朱雀の言ったことが本当なら、破った者はゲーム無しで即退場(あ)
朱「私は止めないよ。そんな子に参加されても楽しくないからね」(あ)
魔理「…本当なのか?本当に私達の中に…?」(あ)
魔理沙が呟き、私達は混乱しながらお互いの顔を見る(あ)
魔理「嘘だろ…私達、3日間一緒だったんだぜ……?」(あ)
幽々「わ、私と舞なんてずっと前から一緒なのよ!?間違えるわけ…」(あ)
霊「し、身体検査しましょう!?そうすれば…」(あ)
朱「無意味だ。投票以外で正体がバレるなんて、興ざめもいいところだろう」(あ)
「待て!そのルール決めたのはあんたやろ!?(あ)
正解してもあんたが『違う』って言えば私らの負けやん!」(あ)
訳の分からない話に戸惑いながら、私は思い切って言った(あ)
幽々「舞、こいつの言う事信じるの!?」(あ)
「嘘やったら後で笑えばええよ。でも……(あ)
もし…もし本当やったら、聞いておかんとまずい……!」(あ)
朱「賢明な判断だ」(あ)
朱「ルールは必ず守る。私は君たちだけとゲームをしている訳ではないからね」(あ)
私達は「?」を浮かべながら互いの顔を見た(あ)
朱「私は狼ともゲームをしている。ルールはこうだ。(あ)
狼が一日参加者を騙しきったら奴の勝ち。一人食べていい。(あ)
逆に狼が正体を見破られたら私の勝ち。つまり私は、(あ)
ゲームの審判と同時に別のゲームの参加者でもある」(あ)
フラン「私達と狼、どっちが勝つかで賭けをしてるってことか…?」(あ)
能力が使えないことが分かってショックなのか、フランが弱々しく聞いた(あ)
朱「その通り。私が君たちに嘘をつけば、狼を有利にしてしまう。(あ)
それは不本意だ。ゲームなのだから、どちらも公平でないとね」(あ)
幽々「でも、ちょっと私達に協力したら、朱雀、狼に勝てるわよ?」(あ)
朱「ゲームとは全員が楽しんで意味がある。つまりフェアでなくては」(あ)
朱「私は君たちを苦しめたいわけではない。君たちに楽しんでほしいだけだ」(あ)
魔理「私達は全く楽しくないんだぜ……!」(あ)
朱「それは、君たちがまだ楽しみ方が分かっていないからだ」(あ)
頭がクラクラした。こいつは、明らかになにかおかしい(あ)
朱「断言しよう。『狼は実在する』『私は公正だ』他に何かあるかな?」(あ)
フラン「ガイドたち…狼に食べられたのか?どうして、(あ)
どうして笑ってるんだ?人が狼に食べられたんだぞ?(あ)
私が言うことじゃないかもしれないけど…」(あ)
朱「人だって毎日家畜を食べているよ?何を驚いているのかな」(あ)
そこで会話を打ち切り、朱雀は私達を見下ろした(あ)
朱「質問は以上かな?」(あ)
朱雀は椅子に座り、カップを手に取る(あ)
朱「投票箱は大広間に置いてある。さぁ、ゲーム開始だ」(あ)
(#1−3に続く)(あ)
東方人狼
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