死生活

(ゆいいつせいとはきっとかくてる)

唯一性とはきっとカクテル

(きとふへんがまざってできてる)

奇と普遍が混ざってできてる

(いつもあなたは「ひじょう」によってて)

いつもアナタは「非常」に酔ってて

(「つうじょう」につばをはいている)

「通常」に唾を吐いている

(しゃかいせいとはきっとうっどぶろっく)

社会性とはきっとウッドブロック

(つみかさねあいかたちをなすもの)

積み重ね合い形を成すもの

(しゃにかまえたしそうのじょうぶじゃ)

斜に構えた思想の上部じゃ

(つみきくずしにおちていく)

積み木崩しに堕ちていく

(くるったようにみせているだけなら)

狂った様に見せているだけなら

(まだまだあなたはばか)

まだまだアナタは馬鹿

(ああなんどちかってもなんどいのっても)

嗚呼 何度誓っても何度祈っても

(けっきょくおなじひとのまま)

結局同じ人のまま

(あいをうたってもせいにすがっても)

愛を歌っても性に縋っても

(いみないこととわかりながら)

意味ないことと分かりながら

(なんどどなってもなんどくるっても)

何度怒鳴っても 何度狂っても

(ゆうせいじんしゅがはばききかす)

優性人種が幅利かす

(やっときづいたよ)

やっと気付いたよ

(ないだせいしゅんにすてられたしょうねんへい)

凪いだ青春に棄てられた少年兵

(うみとさんそぺとろときづかい)

海と酸素 ペトロと気遣い

(それらろうひしきょうもいきてる)

それら浪費し今日も生きてる

(らしんばんならとうにくちはて)

羅針盤ならとうに朽ち果て

(おいかぜさえふかないまま)

追い風さえ吹かないまま

(わかったようなくちをきくことなど)

分かった様な口を利くことなど

(まだまだいやだけど)

まだまだ嫌だけど

(それを「きよう」ともいわないか？)

それを「器用」とも言わないか？

(ああなんどのぞんでもなんどそなえても)

嗚呼 何度望んでも何度備えても

(いっすんさきにはやみのぬま)

一寸先には闇の沼

(ぺんでつづってもじょうにひたっても)

ペンで綴っても情に浸っても

(ほこさきみえぬいかりばかり)

矛先見えぬ怒りばかり

(てんぷれどおりのげんぶんおんどく)

テンプレ通りの原文音読

(れんあいぶんしょでひとはなく)

恋愛文書で人は泣く

(まばらをもらしてるてんもうかいかいな)

疎を漏らしてる天網恢々な

(うそつきにはりせんほん)

嘘つきに針千本

(いのったさちだけだれかのろうなど)

祈った幸だけ誰か呪うなど

(あたしはほんとうにばか)

アタシは本当に馬鹿

(やだやだやだ)

ヤダ ヤダ ヤダ

(ああなんどうたってもしらべがあがっても)

嗚呼 何度歌っても調が上がっても

(なんどちかってもなんどいのっても)

何度誓っても何度祈っても

(けっきょくおなじひととしる)

結局同じ人と知る

(はっぴーえんどもらっきーひっとも)

ハッピーエンドもラッキーヒットも

(きせきもまほうもないなんて)

奇跡も魔法もないなんて

(なんどどなってもなんどくるっても)

何度怒鳴っても 何度狂っても

(れっせいじんしゅにかちはなく)

劣性人種に価値はなく

(やっときづいたよ)

やっと気付いたよ

(ないだせいしゅんをすてたのはしょうねんへい)

凪いだ青春を棄てたのは少年兵

(というのはじょうだんです)

…というのは冗談です