東京マヌカン

(ひとにきたいをしすぎてくりかえしうらぎられた)

人に期待をしすぎて　くり返し裏切られた

(よるのまちがなないろにぐちゃぐちゃかがやいている)

夜の街が七色に ぐちゃぐちゃ輝いている

(ありのままさらけだせばここにはいられないから)

ありのまま さらけ出せば　ここにはいられないから

(にんげんあらざるきみとこっそりくらしている)

人間あらざる君と こっそり暮らしている

(きみはうごかないからすきしゃべらないからすき)

君は動かないから好き　喋らないから好き

(たいおんがないからすきだよ)

体温がないから好きだよ

(きみはばかにしないからすきぶってこないからすき)

君は馬鹿にしないから好き　ぶってこないから好き

(おさないころにめばえた)

幼い頃に芽生えた

(あきらめといのりをだいたまま)

諦めと祈りを抱いたまま

(いのちのないきみがいつかもしもしいきしはじめたら)

命のない君がいつか　もし もし 息しはじめたら

(ぼくをきもちわるいっていうかな)

ぼくを 気持ち悪いって言うかな

(みにくいこころのかたまりもしもしのみこんでくれたら)

醜い心の塊　もし　もし　飲み込んでくれたら

(なんてそれはえいえんにゆめのまま)

なんて　それは永遠に夢のまま

(きみがいきてなくてよかった)

君が生きてなくてよかった

(きみはひていしないからすきもんくいわないからすき)

君は否定しないから好き　文句言わないから好き

(きらわないからすきだよ)

嫌わないから好きだよ

(きみはもうしなないからすきもうしなないからすき)

君はもう死なないから好き　もう死なないから好き

(かんしかめらはどこにもない)

監視カメラは　どこにもない

(ゆがんだあいのうたさびしくさまよっている)

ゆがんだ愛の歌 寂しく さまよっている

(いのちのないきみがいつかもしもしいきしはじめたら)

命のない君がいつか　もし もし 息しはじめたら

(ぼくをきもちわるいっていうかな)

ぼくを 気持ち悪いって言うかな

(みにくいこころのかたまりもしもしのみこんでくれたら)

醜い心の塊　もし　もし　飲み込んでくれたら

(なんてそれはえいえんにゆめのまま)

なんて　それは永遠に夢のまま

(きみがいきてなくてよかった)

君が生きてなくてよかった

(ずっとまともなふりをしてきたのに)

ずっと まともなふりをしてきたのに

(ずっとこころのうちかくしてたのに)

ずっと 心の内 隠してたのに

(みがってからおかしてしまったつみ)

身勝手から犯してしまった罪

(ぼくはにんげんになりきれなかった)

ぼくは人間になりきれなかった