深く紺になる

(どこまでゆこうか)

何処まで往こうか

(ねいびーなよぞらにうつるきのうのじぶん)

ネイビーな夜空に映る過去の自分

(ゆめみがちだったべいびーふぇいすにさよなら)

夢見がちだったベイビーフェイスにサヨナラ？

(みたくないもの)

見たくないモノ

(てらすはいびーむにはしるしょうそうかん)

照らすハイビームに走る焦燥感

(はねのけてまえへゆけば)

跳ね除けて前へ往けば

(しんごうはみないろをなくしきえた)

信号は皆色を無くし消えた

(たしかめたいこのみちがつなぐさきを)

確かめたい　この道が繋ぐ場所を

(つよくつよくふみこんで)

強く、強く踏み込んで

(ぼくはかけるただまっすぐに)

僕は駆ける　ただ真っ直ぐに

(ゆずれないおもいをいだいて)

譲れない思いを抱いて

(ひょうしきだらけのまちをぬけだして)

標識だらけの街を抜け出して

(あすをさがしてた)

未来を探してた

(じょうしきもなにもぜんぶざっとうとかしてた)

常識も何も　全部　雑踏と化してた

(どこまでゆけるのなんてききあいたせりふはいて)

何処まで往けるの　なんて聞き飽いた台詞　吐いて

(くもってたがらすにかいた)

曇ってたガラスに書いた

(ほんねすぐにゆびでけした)

本音　すぐに指で消した

(おくびょうでもゆるぎないきせき)

臆病でも　揺るぎない軌跡

(たしかなねがいをむねにはるかとおく)

確かな願いを　胸に　遥か遠く

(さびつくようにきしんでも)

錆びつくように軋んでも

(このまっくらをともしすすむ)

この真っ暗を　燈し進む

(ただひとつこたえをおいかけて)

ただ一つ　答を追いかけて

(もろくてもいいこのうでで)

脆くても良い　この腕で

(つかむためにてをのばすよ)

掴む為に　手を伸ばすよ

(うちならすこどうのかぎり)

打ち鳴らす鼓動の限り

(なんどこのみちでまよって)

何度　この道で迷って

(みうしなってどこへゆくの)

見失って　どこへ往くの

(めざすばしょもそのいみも)

目指す場所も　その意味も

(ひとつしかないのに)

一つしかないのに

(くもったしかいは)

曇った視界は

(よるにとけてもういちど)

夜に溶けて　もう一度

(ひらけてゆく)

ひらけてゆく

(しせんのさき)

視線の先

(ぼくをつれてゆくよきっと)

僕を連れて往くよ　きっと

(ふかくふかくこんになる)

深く、深く紺になる

(いきをすっていまかそくを)

息を吸って今　加速を

(きずつくほどにつよくなると)

傷つく程に強くなると

(たしかないろうごきだす)

確かな色　動き出す

(まとってゆけそのからだで)

纏ってゆけ　その身体で

(あざやかなよぞらのはてへ)

鮮やかな夜空の果てへ

(わすれないように)

忘れないように

(ふかくふかくこんになれ)

深く、深く紺になれ

(いまをいきるこのかそくど)

今を生きる　この加速度

(ひかりだってこえてゆけるばしょへ)

光だって超えてゆける場所へ

(つよくつよくふみこんで)

強く、強く踏み込んで

(ぼくをかけるただまっすぐに)

僕を駆ける　ただ真っ直ぐに

(ゆずれないおもいをだいて)

譲れない想いを抱いて

(とまらないで)

止まらないで

(はしりつづくいみをしるから)

走り続く意味を知るから