ラブソングはいらない

(きらめくゆめのかけらかさねて)

きらめく夢の欠片重ねて

(じぶんじしんをつくりあげた)

自分自身を作り上げた

(なまえもしらないだれかが)

名前も知らない誰かが

(そんなものはうそだという)

そんなものは嘘だと言う

(だってこれがわたしだよとつぶやいた)

だってこれが私だよと呟いた

(ひとりでいいさと)

1人でいいさと

(こえをころしてないている)

声をころして泣いている

(きずついてきずつけて)

傷ついて 傷つけて

(せいしゅんじだいはそれでいい)

青春時代はそれでいい

(ぼくらはぼくらをせいいっぱいだきしめはしる)

僕らは僕らを精一杯抱きしめ走る

(あいたいよあいたいよ)

「会いたいよ会いたいよ」

(なんてらぶそんぐはいらない)

なんてラブソングはいらない

(いまえんどろーるのそのさきにきみをえがけ)

今エンドロールのその先に君を描け

(あらがえそれが)

抗えそれが

(はじまりさ)

始まりさ

(まちがいだとゆびをさされても)

間違いだと指を差されても

(まだみぬゆめをえがいてみた)

未だ見ぬ夢を描いてみた

(なまえすらつかないそのばしょは)

名前すらつかないその場所は

(どんなばめんよりうつくしく)

どんな場面より美しく

(ただしくなくともかがやくとかたっていた)

正しくなくとも輝くと語っていた

(だきとめていてよと)

抱き止めていてよと

(おとしたうたがないている)

落とした歌が泣いている

(かけぬけてかけぬけて)

駆け抜けて 駆け抜けて

(せいしゅんじだいはそれがいい)

青春時代はそれがいい

(めろでぃーすらないうたをろくげんでかきならせ)

メロディーすらない歌を6弦でかき鳴らせ

(だいじょうぶだいじょうぶ)

「大丈夫大丈夫」

(そんなおうえんかはいらない)

そんな応援歌はいらない

(だれかのりそうをすてのぞまれぬゆめをさけべ)

誰かの理想を捨て望まれぬ夢を叫べ

(あこがれなんていらないさ)

憧れなんていらないさ

(たとえばなしでかたるものもいるだろう)

例え話で語る者もいるだろう

(でもどんなぼくでもなにかにおきかえたくない)

でもどんな僕でも何かに置き換えたくない

(いまいっしゅんを)

今一瞬を

(かけぬけてかけぬけて)

駆け抜けて 駆け抜けて

(しゅうちゃくえきはいまだかなた)

終着駅は未だ彼方

(くらやみのなかをみちはつづく)

暗闇の中を道は続く

(きずついてきずつけて)

傷ついて 傷つけて

(せいしゅんじだいはそれでいい)

青春時代はそれでいい

(ぼくらはぼくらをせいいっぱいだきしめはしる)

僕らは僕らを精一杯抱きしめ走る

(あいたいよあいたいよ)

「会いたいよ会いたいよ」

(なんてらぶそんぐはいらない)

なんてラブソングはいらない

(いまえんどろーるのそのさきにきみをえがけ)

今エンドロールのその先に君を描け

(あらがえそれが)

抗えそれが

(はじまりさ)

始まりさ