きみと話せないのは

(きこえるのはあめがかさをたたくおとだけ)

聞こえるのは雨が傘を叩く音だけ

(むくちなおんなのこだとおもわれてんだろうなあ)

無口な女の子だと思われてんだろうなあ

(ぜんぜんそんなことないのにな)

全然そんなことないのにな

(ぜんぜんそんなことないのになあ)

全然そんなことないのになあ…

(きみにはなそうとおもってたこと)

きみに話そうと思ってたこと

(きのうのよるあたまのなかでせいりした)

昨日の夜頭の中で整理した

(なのにそれなのに)

なのにそれなのに

(なんでかなあどうしてなのかなあ)

なんでかなあどうしてなのかなあ

(きみのことすきなのに)

きみのこと好きなのに

(ほんとにほんとうにすきなのに)

ほんとに本当に好きなのに

(だいすきなきみのかおみるとはなせなくなっちゃう)

大好きなきみの顔見ると話せなくなっちゃう

(だからきみのかおちゃんとみれないの)

だからきみの顔ちゃんと見れないの

(だけどおねがいだから)

だけどお願いだから

(つまらないこだとあきれないでよ)

つまらない子だと呆れないでよ

(さんかいめのきみとのまちあわせもまた)

3回目のきみとの待ち合わせもまた

(おくれてくるきみをほんとはみつけているけれど)

遅れてくるきみをほんとは見つけているけれど

(うれしそうにさがしてたみたいでなさけないから)

嬉しそうに探してたみたいで情けないから

(ようもないけいたいいじってきづいてないふりをした)

用もない携帯いじって気付いてないふりをした

(ほしもみえないからめーるもできないよ)

星も見えないからメールもできないよ

(こうじつなんてこれいじょうおもいつかないよ)

口実なんてこれ以上思いつかないよ

(めーるできないよ)

メールできないよ

(なんでかなあどうしてなのかなあ)

なんでかなあどうしてなのかなあ

(あのだんしにはとくにようがなくてもめーるできるのに)

あの男子には特に用がなくてもメールできるのに

(だれよりもつながっていたいきみとは)

誰よりも繋がっていたいきみとは

(ようじがなくちゃれんらくなんてできないの)

用事がなくちゃ連絡なんてできないの

(だからふとんのなかでいつもこうじつをさがしているの)

だから布団の中でいつも口実を探しているの

(つぎはちゃんといわなきゃ)

次はちゃんと言わなきゃ

(だいすきなきみのかおちゃんとみつめて)

大好きなきみの顔ちゃんと見つめて

(あきれられるまえにいわなきゃ)

呆れられる前に言わなきゃ

(なんでかなどうしてなのかな)

なんでかなどうしてなのかな

(りょうおもいっててっきりしあわせだとおもってた)

両思いっててっきり幸せだと思ってた

(とんだまちがいだった)

とんだ間違いだった

(いっしょにいるのにわたしはきみになやんでばかり)

一緒にいるのに私は君に悩んでばかり

(なんでかなあどうしてなのかなあ)

なんでかなあどうしてなのかなあ

(きみのことすきなのに)

きみのこと好きなのに

(ほんとにほんとうにすきなのに)

ほんとに本当に好きなのに

(だいすきなきみのかおみるとはなせなくなっちゃう)

大好きなきみの顔見ると話せなくなっちゃう

(だからきみのかおちゃんとみれないの)

だからきみの顔ちゃんと見れないの

(だけどおねがいだから)

だけどお願いだから

(つまらないこだとあきれないでよ)

つまらない子だと呆れないでよ

(つまらないこだときらわないでよ)

つまらない子だと嫌わないでよ

(きらわないでよ。)

嫌わないでよ。