ALL GODS BLESS ME

(かなしみにふけるのはもうおわりにして)

悲しみに耽るのはもう終わりにして

(なにかよろこびをさがしにそとにでもでかけようぜ)

何か喜びを探しに外にでも出かけようぜ

(やまをあがりたにをおりてあとにみえるけしきは)

山をあがり谷をおりて後にみえる景色は

(ほかにはないじゆうのこうやがまっているはずさ)

他には無い自由の荒野が待っているはずさ

(かねがなくてもだれかにあいされてたときとか)

金が無くても誰かに愛されてた時とか

(かねしかなくてあいがどうしてもほしいときやら)

金しかなくて愛がどうしても欲しい時やら

(かならずころしてやりてえやつがおれにはいてさ)

必ず殺してやりてえ奴が俺にはいてさ

(いきあたりばったりでとびかうかんじょうをおさえるよのしきたり)

行き当たりばったりで飛び交う感情を抑える世のしきたり

(ひるさがりきゅうじつのとあるこうえんであてもなくあるきながら)

昼下がり休日のとある公園で当てもなく歩きながら

(おれはひとりまりふぁなをふかしてた)

俺は一人マリファナをふかしてた

(ふかしたうそをかこにすべてなげすてて)

ふかした嘘を過去に全て投げ捨てて

(かわりゆくじだいみらいなびくぺんをはしらせた)

変わりゆく時代未来なびくペンを走らせた

(ふにおちないことがらもすべてみずにながしてさ)

腑に落ちない事柄も全て水に流してさ

(おさえるかんじょうができたらどれだけらくだろうかと)

抑える感情ができたらどれだけ楽だろうかと

(しゅうきょうじみたことばをぱずるにならびおえたころには)

宗教じみた言葉をパズルに並び終えた頃には

(なやみとかばかばかしくてわらえてたきがした)

悩みとか馬鹿馬鹿しくて笑えてた気がした

(かみさまがいるのならわがままをいわせて)

神様がいるのならわがままを言わせて

(ぼくがふこうにしたまたあのこ)

僕が不幸にしたまたあの子

(しあわせにしてほしいのもあのこ)

幸せにしてほしいのもあの子

(かみさまがいるのならわがままをいわせて)

神様がいるのならわがままを言わせて

(しあわせになりたいおれも)

幸せになりたい俺も

(しあわせにしてほしいのさおれを)

幸せにして欲しいのさ俺を

(こはるびよりなつがちかづきあたたかくなり)

小春日和夏が近づき暖かくなり

(まどべにすわりさびしさにもしょうしょうなれてきたころ)

窓辺に座り寂しさにも少々慣れてきた頃

(ぶつぶつとなにかいいながらくびをうごかしてる)

ブツブツと何か言いながら首を動かしてる

(おれをみながらかんしゅのおやじもしんぱいそうにしている)

俺を見ながら看守のオヤジも心配そうにしている

(だいじょうぶだあんしんしてくれおれはしょうきだ)

大丈夫だ安心してくれ俺は正気だ

(これがしゃばのしごとでおれはいまらっぷをけんめいにかいてる)

これが娑婆の仕事で俺は今ラップを懸命に書いてる

(けいむしょにぶちこまれてあんていざいをもとめて)

刑務所にぶち込まれて安定剤を求めて

(くすりをのみぼけてるぽんこつといっしょにすんじゃねえ)

薬を飲みボケてるポンコツと一緒にすんじゃねえ

(つばさがあればいますぐとびむすめのところへだきしめて)

翼があれば今すぐ飛び娘の所へ抱きしめて

(おれのぬくもりをおしえてあげたい)

俺の温もりを教えてあげたい

(まどろみのなかつかのまおれはゆめをみてた)

まどろみの中束の間俺は夢を見てた

(ばかのひとつおぼえいまのおれにしあわせはない)

馬鹿の一つ覚え今の俺に幸せはない

(まぬかれないけいきをおえそとにでたあと)

免れない刑期を終え外に出た後

(ゆめのようなげんじつがはじまるきがしてならない)

夢のような現実が始まる気がしてならない

(このよにはないことをしてるいみがないらいふ)

この世にはない事をしてる意味がないライフ

(てんしとあくまともおれはびょうどうにぴーすさいん)

天使と悪魔とも俺は平等にピースサイン

(かみさまがいるのならわがままをいわせて)

神様がいるのならわがままを言わせて

(ぼくがふこうにしたまたあのこ)

僕が不幸にしたまたあの子

(しあわせにしてほしいのもあのこ)

幸せにしてほしいのもあの子

(かみさまがいるのならわがままをいわせて)

神様がいるのならわがままを言わせて

(しあわせになりたいおれも)

幸せになりたい俺も

(しあわせにしてほしいのさおれを)

幸せにして欲しいのさ俺を