怖くて奇妙な話長編『巨頭オ』

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投稿者投稿者のり巻きいいね2お気に入り登録
プレイ回数256難易度(4.2) 1022打 長文
怖くて奇妙な話がいっぱいだよー
頑張ってね
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 サイコパス 722 銅メダル 0.9 80.8% 1065.6 1008 238 28 2024/10/29

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問題文

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(すうねんまえ、ふとあるむらのことをおもいだした。)

数年前、ふとある村の事を思い出した。

(ひとりでりょこうしたときにいったちいさなりょかんのあるむら。)

一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。

(こころのこもったもてなしがいんしょうてきだったが、)

心のこもったもてなしが印象的だったが、

(なぜかきゅうにいきたくなった。)

なぜか急に行きたくなった。

(れんきゅうにひとりでくるまをはしらせた。)

連休に一人で車を走らせた。

(きおくりょくにはじしんがあるほうなので、)

記憶力には自信があるほうなので、

(みちはおぼえている。)

道は覚えている。

(むらにちかづくと、ばしょをしめすかんばんがあるはずなのだが、)

村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、

(そのかんばんをみつけたときあれっとおもった。)

その看板を見つけたときあれっと思った。

(「このさきなにkm」となっていたのが、)

「この先何km」となっていたのが、

(「きょとうお」になっていた。)

「巨頭オ」になっていた。

(へんなよかんといってみたいきもちがこうさくしたが、)

変な予感と行ってみたい気持ちが交錯したが、

(いってみることにした。)

行ってみる事にした。

(くるまではいってみるとむらははいそんになっており、)

車で入ってみると村は廃村になっており、

(たてものにもくさがまきついていた。)

建物にも草が巻きついていた。

(くるまをおりようとすると、20めーとるくらいさきのくさむらから、)

車を降りようとすると、20メートルくらい先の草むらから、

(あたまがやたらおおきいにんげんがでてきた。)

頭がやたら大きい人間が出てきた。

(え・・・とかおもっていると、まわりにもいっぱいいる。)

え・・・とか思っていると、周りにもいっぱいいる。

(しかもきもいうごきでおいかけてきた。)

しかもキモい動きで追いかけてきた。

(りょうてをぴったりとあしにつけ、でかいあたまをさゆうにふりながら。)

両手をピッタリと足につけ、デカイ頭を左右に振りながら。

など

(くるまからおりないでよかった。)

車から降りないでよかった。

(おそろしいいきおいでくるまをばっくさせ、)

恐ろしい勢いで車をバックさせ、

(とんでもないいきおいでこくどうまでとばした。)

とんでもない勢いで国道まで飛ばした。

(かえってちずをみても、すうねんまえにいったむらと、)

帰って地図を見ても、数年前に言った村と、

(そのひいったばしょはまちがっていなかった。)

その日行った場所は間違っていなかった。

(さいごにいっとくがそのなまえは、としでんせつの「きょとうお」というなまえに、きまったらしい。)

最後に言っとくがその名前は、都市伝説の「巨頭オ」という名前に

(きまったらしい。)

決まったらしい。

(おわり)

終わり

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