六等星 (ざらめ) フルバージョン

(なみだのあとがきえないよこがお)

涙の跡が消えない横顔

(まぶたにのこる)

瞼に残る

(とまどうこともゆるさないせつな)

戸惑うことも許さない刹那

(いかりにふるえた)

怒りに震えた

(かえるばしょにもにていたこと)

帰る場所にも似ていたこと

(うしなうために)

失うために

(であったわけじゃないんだ)

出会ったわけじゃないんだ

(こえをことばを)

声を 言葉を

(やさしいあつさを)

優しい熱さを

(こころにともして)

心に灯して

(きえちゃいそうなほど)

消えちゃいそうなほど

(いのちがたりないんだ)

命が足りないんだ

(きみをてらせない)

君を照らせない

(ひかりにいみはない)

光に意味はない

(きえちゃいたいくらいの)

消えちゃいたいくらいの

(ろくとうせいのまたたき)

六等星の瞬き

(いちばんぼしをかきけすような)

一番星を掻き消すような

(きみのこえをさがしてる)

君の声を探してる

(きえちゃいそうなほど)

消えちゃいそうなほど

(ちいさないのちでも)

小さな命でも

(いちばんぼしをかきけすような)

一番星を掻き消すような

(きみのこえをさがしてる)

君の声を探してる

(きみのこえをさがしてる)

君の声を探してる

(あいたいそれがあしたへのきぼう)

会いたい それが明日への希望

(それもきょうまで)

それも今日まで

(とまどうこころゆるさないせつな)

戸惑う心 許さない刹那

(いまだけつよさを)

今だけ強さを

(かえるばしょはちがったとしても)

帰る場所は違ったとしても

(またであうためにぼくら)

また出会うために僕ら

(いきていくんだ)

生きていくんだ

(こえをことばを)

声を 言葉を

(やさしいあつさを)

優しい熱さを

(こころにともして)

心に灯して

(きえちゃいそうなほど)

消えちゃいそうなほど

(つよさがたりないんだ)

強さが足りないんだ

(きみをてらせない)

君を照らせない

(ひかりにいみはない)

光に意味はない

(きえちゃいたいくらいの)

消えちゃいたいくらいの

(ろくとうせいのまたたき)

六等星の瞬き

(いちばんぼしをかきけすような)

一番星を掻き消すような

(きみのこえをさがしてる)

君の声を探してる

(とおざかりつづけるおもいで)

遠ざかり続ける思い出

(ひとりまたひとりわすれてとおくへとおくへ)

一人また一人忘れて遠くへ遠くへ

(きみがいきたあかしはきえずに)

君が生きた証は消えずに

(ぼくのなかでおおきくなりひかるよひかるよ)

僕の中で大きくなり光るよ 光るよ

(ふくらみつづけてくうちゅうで)

膨らみ続けてく宇宙で

(きみをおもいだすさいごのひとりまで)

君を思い出す 最後の一人まで

(きえちゃいそうなほど)

消えちゃいそうなほど

(ちいさないのりでも)

小さな祈りでも

(きみをてらさない)

君を照らさない

(りゆうになりはしない)

理由になりはしない

(きえちゃいたいくらいの)

消えちゃいたいくらいの

(ろくとうせいのまたたき)

六等星の瞬き

(いちばんぼしをかきけすような)

一番星を掻き消すような

(きみのこえをさがしてる)

君の声を探してる

(きえちゃいそうなほど)

消えちゃいそうなほど

(ちいさないのちでも)

小さな命でも

(いちばんぼしをかきけすような)

一番星を掻き消すような

(きみのこえをおぼえてる)

君の声を覚えてる

(きみのこえおもいだしてる)

君の声 思い出してる