泡灰願望 －デストロエゴイズム－

(どうかほめてちょうだい)

どうか褒めて頂戴

(じぎゃくじゃない)

自虐じゃない

(ひとにねぶみされるこうふくなんて)

他人に値踏みされる幸福なんて

(ふこうでしかないきょもうでしょ)

不幸でしかない虚妄でしょ

(またうずきだす)

また疼き出す

(しきいきのげんしつう)

識閾の幻肢痛

(なんでもみえちゃうからよくわかるの)

何でも見えちゃうからよく解るの

(よけいなおせわねずうずうしい)

余計なお世話ね図々しい

(ゆきにかたみちのあしあとだけで)

雪に片道の足跡だけで

(じゅうぶんやすらうの)

十分安らうの

(おどれえごとひわれのなか)

踊れ　自我と非我の狭間

(ｂｒａｉｎｄａｍｎｅｄｂｒｅａｋｄｏｗｎ)

BRAIN DAMNED×BREAK DOWN

(しなすたじあがかそくする)

共感覚が加速する

(たかがぎぜんしゃのｃｏｌｄｒｅａｄｉｎｇ)

たかが偽善者のCold reading

(たわむれがなにさま？)

戯れが何様？

(なぐさめやあわれみは)

慰めや憐れみは

(りそうぞうばかりしんじてたかこのわたしにでもどうぞ)

理想像ばかり信じてた過去の私にでもどうぞ

(からになって)

空になって

(はじめてしって)

初めて知って

(こころのふかいとこまで)

こころの深いとこまで

(ときがたってまたはじまって)

時が経って　また始まって

(ひとりでにただ)

ひとりでにただ

(いまはきままにまだ)

今は気ままに　まだ

(なんにもみえないからこそわかるの)

何にも見えないからこそ判るの

(てゆーかしんそこどーでもよい)

てゆーか心底どーでも良い

(たしかなものなんてなくてもわたし)

確かな自分なんて無くても私

(こんなにもしあわせよ)

こんなにも幸せよ

(ゆれるぜろとぜろのわな)

揺れる無我と零河の罠

(ｂｌｉｚｚａｄｂｌａｚｅｙｅ)

BLIZZAD×BLAZEYE

(ぱれいどりあにあそばれる)

変像症に遊ばれる

(せつなさのそこにｉｎｖｉｓｉｂｌｅけっかがこのありさま？)

切なさの底にInvisible 結果がこの有様？

(もえあがるこいごころわたしのせかい)

燃え上がる恋心　私の世界

(とうめいにそまったあのよるからずっと)

透明に染まったあの夜から　ずっと

(いつのまにか)

いつの間にか

(いやなやつになるのをよしとするようになってたし)

嫌なヤツになるのを良しとするようになってたし

(みなくちぐちにあいだかこいだか)

皆口々に　愛だか恋だか

(ｉｄｏｎ’ｔｃａｌｌｍｙｎａｍｅ！)

《I don't call my name!》

(どこまで？どーもこーもないね)

どこまで？　どーもこーもないね

(おさないころにみてたものはすべておなじはずだったのに)

幼い頃に見てたものは全て同じ筈だったのに

(どこでかけちがったの)

どこで掛け違ったの

(とでもいうとおもった？)

とでも云うと思った？

(むじゃきにわらいあう)

無邪気に笑い合う

(それだけのことがむずかしすぎた)

それだけのことが難し過ぎた

(りかいされなくていい)

理解されなくていい

(べつにしてほしくもない)

別にして欲しくもない

(すこしずつとおざかる)

少しずつ遠ざかる

(おもいでしずかのぼひょうへ)

思い出静かの墓標へ

(そのうちてをあわせにいこう)

そのうち手を合わせに行こう

(えごとぜろかさね)

自我と無我重ね

(ｒｅｊｅｃｔｉｏｎｈｅａｒｔｓ)

REJECTION HEARTS

(ぺだんちっくなゆめをみる)

衒学的なゆめを見る

(ｗｈｙｉｓｔｈｅｒｅｓｏｍｅｔｈｉｎｇ)

Why is there something

(ｒａｔｈｅｒｔｈａｎｎｏｔｈｉｎｇ？)

rather than nothing?

(おしえてよかみさま)

教えてよ神様

(さめやまぬこいごころ)

覚め病まぬ恋心

(ふたりできめたあいことば)

二人で決めた愛言葉

(たぶんもうかようこともないだろう)

多分もう通うことも無いだろう

(にどとつかうことはないだろう)

二度と使うことは無いだろう