あの日の僕らへ

(ふとかんじたにおいがかさなって)

ふと感じた匂いが重なって

(ぼくのこころのなかにじんだ)

僕の心の中滲んだ

(おとなってなんだろうわかんないや)

大人ってなんだろう分かんないや

(いっぷんさきのみらいもみえないのに)

一分先の未来も見えないのに

(はくしをなぞるだけのまいにち)

白紙をなぞるだけの毎日

(むじひなくらいせんめいにすぎる)

無慈悲なくらい鮮明にすぎる

(ぼくのかわりなんていくらでもいて)

僕の替わりなんていくらでもいて

(なにものにもなれずにうつむいた)

何者にもなれずに俯いた

(そんざいかちなんてものない)

存在価値なんてもの無い

(ふとうめいなえごにのまれて)

不透明なエゴに呑まれて

(もんだいがいこんなじんせい)

問題外こんな人生

(いつかかなしみすら)

いつか悲しみすら

(かいならせるようになるのかな)

飼いならせるようになるのかな

(あのひいえなかったさよならも)

あの日言えなかったさよならも

(あのひうしなったゆめも)

あの日失った夢も

(おいかけることもできないで)

追いかけることも出来ないで

(いいわけばかりならべていた)

言い訳ばかり並べていた

(あのひわすれてったおもいでも)

あの日忘れてった思い出も

(あのひうたったこえも)

あの日歌った声も

(まだはなれることもできないで)

まだ離れることも出来ないで

(りそうろんばかりかたっていた)

理想論ばかり語っていた

(ほしはきょうもきれいで)

星は今日も綺麗で

(きみはきょうもわらって)

君は今日も笑って

(ぼくは)

僕は（僕は僕は）

(きょうも)

今日も（今日も今日も）

(そうたいてきすなおになれない)

相対的　素直になれない

(こころのきずたしかめる)

心の傷確かめる

(きょうかいせんこえられるなら)

境界線　越えられるなら

(いつかほんとうのぼく)

いつか本当の僕

(きみにみせられるようになるのかな)

君に見せられるようになるのかな

(あのひいえなかったしんじつも)

あの日言えなかった真実も

(あのひかれてったはなも)

あの日枯れてった花も

(だきしめることもできないで)

抱きしめることも出来ないで

(よわねばかりこぼしていた)

弱音ばかりこぼしていた

(あのひえがいていたこれからも)

あの日描いていたこれからも

(あのひちかったなみだも)

あの日誓った涙も

(まだあきらめることできないで)

まだ諦めること出来ないで

(げんそうばかりおいかけていた)

幻想ばかり追いかけていた

(とおくでうちあがるはなび)

遠くで打ち上がる花火

(かくしたおもいあふれだした)

隠した想い溢れ出した

(こころのつぼみとかしてをのばす)

心の蕾　溶かし手を伸ばす

(ずっといいたかったこのきもち)

ずっと言いたかったこの気持ち

(きっといまならいえるよ)

きっと今なら言えるよ

(つぎはぎのことばこぼれてく)

つぎはぎの言葉零れてく

(はしりだしたきみのもとへ)

走り出した君のもとへ

(あのひきみがいったありがとう)

あの日君が言ったありがとう

(あのひねがったえがお)

あの日願った笑顔

(きづけないまますくわれてた)

気づけないまま救われてた

(ぼくのそばにいてくれてた)

僕の側にいてくれてた

(あしたはきっとわらえるかな)

明日はきっと笑えるかな

(てをとりあってみんなと)

手を取り合ってみんなと

(きっといろづくみらいのこと)

きっと色づく未来のこと

(そらのしたでえがいてみよう)

空の下で描いてみよう

(ほしはきょうもきれいで)

星は今日も綺麗で

(きみはきょうもわらって)

君は今日も笑って

(ぼくは)

僕は（僕は僕は）

(きょうも)

今日も（今日も今日も）