【天てれ】ほんとはあの娘が好きなのに・・・

(あのこがぼくのことをみつめているきがする)

あの娘がボクのことを見つめている気がする

(ふとめがあったときにぼくはこいにおちた)

ふと目が合った瞬間（とき）に ボクは恋におちた

(ちょっと！！あついしせんであなたみられてるわよ)

ちょっと！！熱い視線であなた見られてるわよ

(いやだ！！あたしがみてたのはとなりのひとよ)

イヤだ！！あたしが見てたのは隣の人よ

(かみがたととのえ（むだにととのえ）)

髪型整え（ムダに整え）

(ちょうねくたいをしめ（にあわない）)

蝶ネクタイをしめ（似合わない）

(いっせいちだいのこのとき「きょうのぼく、いけてるなぁ」)

一世一代のこの時「今日のボク、イケてるなぁ」

(（なになに？）（あたしにようかしら？？）)

（なになに？）（あたしに用かしら？？）

(「きみのことがすきだ」というつもりかしら)

「キミのことが好きだ」と 言うつもりかしら

(だけどゆうきでなくてばくまつのはなしする（えっ！きょうみない！！）)

だけど勇気出なくて 幕末の話する（えっ！興味ない！！）

(だめだあのこのまえじゃどうもすなおになれない)

ダメだ あの娘の前じゃ どうも素直になれない

(そうだてがみをかいてあのこにわたそう)

そうだ 手紙を書いて あの娘に渡そう

(らめいりのぺんかい（それひいちゃう）)

ラメ入りのペン買い（それ引いちゃう）

(したがきをすませて（よくやるわねぇ）)

下書きを済ませて（よくやるわねぇ）

(わりとまるもじをまぜながらかわいさもあぴーるだぁ)

わりと丸文字を混ぜながら 可愛さもアピールだぁ

(（むりむり）（あなたのきもちをおしえてよ）)

（ムリムリ）（あなたの気持ちを教えてよ）

(「きみのことがすきだ」とかいててがみわたせず)

「キミのことが好きだ」と書いて 手紙渡せず

(みぎのぽけっとからはいっぱつげいのねたちょう)

右のポケットからは 一発芸のネタ帳

(いやいやそんなのみたくない（だよね）)

いやいやそんなの見たくない（だよね）

(なんどもあたしをよびださないで（そうそう、もう）)

何度もあたしを呼び出さないで（そうそう、もう）

(だけどもなんだかへんなきぶん（えっ？）)

だけども何だか変な気分（えっ？）

(むじゃきなあなたをみていたら（おいおい）)

無邪気なあなたを見ていたら（オイオイ）

(こころがちょっとうごいてく（うっそー）)

心がちょっと動いてく（うっそー）

(あなたでこころがそまってく（ありえない、ありえない）)

あなたで心が染まってく（ありえない、ありえない）

(だからちゃんとつたえてよ（なにいってんの）)

だからちゃんと伝えてよ（何言ってんの）

(これいじょうぼけたらつっこむわ（だめだこりゃ）)

これ以上ボケたらツッコムわ（ダメだこりゃ）

(いもうとあいてに（だいめいわく）てつやでよこうれんしゅう)

妹相手に（大迷惑）徹夜で予行練習

(これがらすとちゃんすだから)

これがラストチャンスだから

(こんどこそつたえるんだぁ（なのに・・・）)

今度こそ伝えるんだぁ（なのに・・・）

(「きみのことがすきだ」ということばまってたわ)

「キミのことが好きだ」という言葉 待ってたわ

(だけどぼくはにげだしはしりだすせなかに)

だけどボクは逃げ出し 走り出す背中に

(あびせられる「このいくじなし！！」)

浴びせられる「この意気地なし！！」

(ごめんね)

ごめんね